ブーツのフィッティングを劇的に向上させるPEDAQ(ペダック)のインソール

そのブーツのフィッティングに満足していますか?

久しぶりにTricker’s(トリッカーズ)のカントリーブーツを履いて改めて思ったことがあります。それはPEDAQ(ペダック)のインソールはすべてのブーツに入れるべきだということ。

それはペダックのインソールが、従来のサイズ調整というあくまでマイナスをゼロに近づけるために補うための用途ではなく、履き心地をプラスへと格段に向上させるための用途として十分価値あるものだから。

(過去の記事)

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ブーツを短靴のようなフィッティングに PEDAQ(ペダック)/MASTER(マスター)(2012年2月12日)

ペダックのインソール「MASTER」はトレッキングシューズなどに入れることを推奨されることが多いですが、ウィズが広くつま先部分が高いなど、全体的に大ぶりでフィッティングも甘くなりがちなワークブーツやカントリーブーツにこそ最適だと思っています。僕はトリッカーズとレッドウィングに入れていました。

サイズの調整方法には厚手のソックスやインソールの革を積む”サイズアジャスト”など、様々な方法がありますが、足裏にぴったりと吸い付くフィット感をもたらし、極上の履き心地にしてくれるのがペダックの「MASTER」です。

 

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PEDAQ/MASTER

レザーシューズ本来の履き心地にこだわりたい、など様々な意見もあることは承知の上で、ペダックのインソールは従来のスポンジ製のインソールのような、ただ柔らかく隙間を埋めるためだけの”嵩増しインソール”とは一線を画します。

(写真は私物で何年も履き古しているため薄汚くて大変申し訳ないのですが、本来はとてもきれいですので悪しからず・・・。)

 

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(足裏のサポートが心地良い)

整形外科的根拠に基づき設計されたインソールは、足の形状に合わせて足裏全体をサポートし、特に土踏まずのアーチをしっかりサポートすることで、フィッティングを抜群に向上させています。

土踏まずのアーチサポートの他、センター部分の盛り上がりなど、足の形状・ツボに合わせ設計された起伏に富んだインソールは、とにかく歩行時の踏み込みが心地良く、いくら歩いても疲れません。

 

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(起伏に富んだ形状)

レザーの履き心地にこだわりたいという人もフィッティングが甘ければレザーシューズ本来の履き心地を100%享受することはできません。特にブーツは往々にして重いですから、ブーツの強靭さが逆に足を痛める原因にもなります。

堅牢なレザーブーツのガツガツした踏み込みは、悪路にも負けない力強さがありますが、自らの腰やヒザにもズシリと響く諸刃の剣でもあります。

そんな体への負担を軽減してくれるのが天然ジュートフェルトでできたこのインソールであり、また腰やヒザに響くファーストタッチの衝撃を吸収してくれるのがヒールカップ(プラスチック部分)です。

このインソールのおかげで、踵のファーストタッチからつま先の蹴り出しまで、硬過ぎず、柔らかさともまた違った自然な歩行性を確保してくれます。

もちろん最初はサイズ調整目的に手に取ってもいいでしょう。しかし、すぐにペダックのインソールがサイズ調整以上の存在であることに気付き、きっと病み付きになってしまうはず。

 

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(ブーツならインソールは見えない)

ブーツにお勧めする理由はひと言、その見た目です。

短靴ですと脱いだ時に鮮やかなブルーのインソールが目立ち、インソールを入れていることが一目瞭然。何もコソコソするつもりはないのですが、レザーシューズと鮮やかなインソールのコントラストはやはりちょっとチグハグ。

しかし、ブーツの場合は短靴よりも全体的にサイズがアバウトでインソールを入れる価値が短靴よりも高いこと、そしてインソールを入れても中のインソールが見えにくいことなどがオススメする理由です。

(短靴ならユニオンワークス等でインソールのサイズアジャスト・革の積み上げをオススメします)

冒頭に「すべてのブーツに入れるべき」なんて大それたことを書きましたが、ブーツを履く時に入れれば良いので、ブーツは何足あろうがインソールは1セットあれば十分。履いたら抜いて干す、の繰り返し。1つあれば当分持ちます。

サイズ調整を抜きにしても入れる価値のあるペダックのインソールの持つ履き心地の良さは試してみる価値が十分にあります。半信半疑な方はまずはサイズの大きい靴で試されてみることをオススメします。

ちなみに自分が履くトリッカーズM2508の場合、サイズ「6 1/2」に対し、ペダックのマスターは「D40・6 1/2」がジャストです。サイズを約束するものではありませんのであくまでご参考まで。

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