【投資】2017年7月の資産運用の状況

投資・マネー

投資運用状況」ページを更新しました。

7月もあと1営業日を残しておりますが、本格的な夏に入り、子どもがますます元気なものですから、平日は育児にぐったりでブログを更新する余裕もないことから、少し早いですが7月の運用状況報告をさせていただきます。

7月の取引の状況

今月の取引の内容は以下のとおりとなっています。

(米国株1銘柄、Jリート1銘柄を新規購入)

7月は米国株のLブランズ(LB)とJリートのインヴィンシブル投資法人(8963)を新規購入しました。

鼻の下を伸ばして火中の栗を拾いに行くAmazonの快進撃を横目に、株価急落のLブランズ(LB)を指値で拾いました。業績低迷に加え、斜陽のアパレル銘柄ですので、「火中の栗を拾いに行く」感じですが、他の投資家に見向きもされない時に投資しないと投資の妙味もありませんので。 (配当利回りは5.7%程度)株価の落ち込みから、現在の配当利回りは5.7%程度の予定です。ただし今後減配されなければ・・・の話ですが。Lブランズは、ヴィクトリアズ・シークレット(VS)が圧倒的な知名度を誇る反面、VS以外に目ぼしいブランドが育ってい...

Lブランズへの投資に関しては、これまでの銘柄選定手法とは若干異なっており、やや実験的です。

これまでの銘柄選定方法は、過去5年間のEPS(1株利益)が常に連続して増加しており、かつ今後の業績見通しについてもさらに続伸する予測の企業に限定して投資をしてきました。

しかし、今回のLブランズへの投資については、配当利回りが5.7%を超える水準まで株価が下がったことから、この配当利回りならば今後の株価下落余地も限定的だろうと判断し、購入を決定しています。

また、過去5年に渡り、各年の平均株価とEPSから算出したPERを調べて、最もPERが低かった年のPERを「最低PER」として基準にし、今期のEPS予想と現在の株価から算出したPERと比較。「最低PER」よりもさらに低いことから、割安感も出ていました。

とは言え、いくらウンチクを重ねても業績回復が果たされませんと更なる株価下落を招きますし、株価下落を食い止めるスタビライザーの役割を担う配当金が減配などされたら、それこそ「絵に描いた餅」になってしまいます。

数年前に米国アパレルブランドのコーチ(COH)が業績不振で株価を大きく下げ、その後V字回復を果たした好例もありますから、それを同社に重ね合わせるように、今後の展開を見守りたいと思います。

住宅からホテルまで手掛ける総合型リート最近の堅調な株高に相反し、軒並み値を下げているJ-REIT(Jリート)。自分のポートフォリオには一部リートを加えておりまして、Jリートが7%、海外リートが3%の合計10%を組み込むことにしていますが、最近は全般的なリートの値下がりを背景に、その割合を落としていました。一方で、これまで高値のため配当利回りでは魅力に欠いていましたが、久しぶりに旨味のある株価水準まで下落してきていましたので、Jリート数銘柄を指値注文していたところ、5日の寄り付きでヒットしました。 ...

一方、インヴィンシブル投資法人は、Jリート全体が大きく売られましたからリバランスも兼ねて購入しました。こちらは業績低迷等ではなく、投資家のJリート離れによるものでしたから、まさに夏のバーゲン状態でしたね。

インヴィンシブル投資法人は当時の株価で7%を超えていましたので、こちらもLブランズ同様、今後の株価下落余地も限定的だろうという判断によるものです。

7月末のアセットアロケーションの状況

次にアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。

(リバランスの目安となる2Pt以内に収まる)

日本株については心惹かれる銘柄が出てこず、相変わらず割合を落としている一方、新興国株についてはアリババ(BABA)の株価が堅調で割合を伸ばしています。

目標値から2Ptを超える差異はまだありませんので、手動リバランスを発動するタイミングではありませんから、引き続き積立投信で緩やかにリバランスを進めてまいります。

(iDeCoは20%超のプラス)

(「耐久消費財・アパレル」が2位に)

7月の配当金の状況

配当金の内容は以下のとおりとなっています。

(日本株1銘柄、米国株2銘柄から配当金)

日本株では日本ハウスホールディングス(1873)から、米国株ではナイキ(NKE)とユニオン・パシフィック(UNP)からそれぞれ配当金を受け取りました。日本ハウスHDからは初めての配当金です。

パズルのピースを埋めるように・・・。日経平均株価が400円以上も下げたこの日、兼ねてから購入を検討していた日本ハウスホールディングス(1873)を新規購入しました。旧社名の「東日本ハウス」の頃から気になっていましたが、先週発売された四季報で情報を整理していたら、昔に比べて財務状況が大幅に改善されていました。本当は、積水ハウス(1928)の購入を予定していたのですが、規模こそ違いますが、内容は日本ハウスHDの方が好みでして、配当利回りも4%を超えていたために試し買いをした次第です。 (配当利回りは4.12%)...

ちなみに、先月配当金を受け取ったTOKAIホールディングス(3167)からは、また株主優待のペットボトル水が届きましたが、過去に何度も取り上げておりますので、今回はこちらでの報告に留めたいと思います。

保有銘柄と資産の推移

最後に、保有する銘柄と資産の推移は以下の通りです。

表がだいぶ長くなってしまいました。今後、もう少し見やすくなるよう再考します。

有難いことに2016年6月から1年以上に渡り総資産は増加し続けています。7月も上昇し、これで13ヶ月連続となりました。「そろそろ調整局面が訪れる」と、かれこれ半年近く身構えているものの、一向にやってくる気配はありませんね。

余談ですが、今更ながら最近、ジェレミー・シーゲル氏の「株式投資の未来」を読んでおり、投資のヒントが沢山あったので、今後の投資戦略にもいい効果をもたらしてくれそうです。

機会がありましたら、こちらのブログでも取り上げてみたいと思います。では皆さん、よい夏休みをお過ごしくださいませ!

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