【MTO】アトリエ ジャン・ルソーでウォッチベルトを作る(後編)

小物・アイテム

待望のウォッチベルトが完成しました!

梅雨の6月にJean Rousseau(ジャン・ルソー)でウォッチベルトのオーダーをしてから早7週間、いよいよジャン・ルソーでオーダーしていたウォッチベルトが仕上がったとの連絡を受け、台風が迫る中、引き取りに行ってきました。

【MTO】アトリエ ジャン・ルソーでウォッチベルトを作る(前編)
愛用するBlancpain(ブランパン)のヴィルレには購入時からモレラート製のベルトが付属していましたが、自分の好みでなかったため、夏の...

そんなわけで、今回は後編。完成したばかりのベルトについてご紹介したいと思います。

(黒ベルトを撮影するのに明るさが足りず、あまりイイ写真ではないのですがお許しください)

 

(RGケースと相性の良かったハーフマットブラック)

ベルトのカラーは黒と決めていましたが、YG(イエローゴールド)のケースならさほど気にならない黒ベルトとの色の相性ですが、RG(レッドゴールド)となると些細な色の違いで「合う」「合わない」が別れてしまうため、実際に時計と革を並べ、時間を掛けて丹念に選びしました。

最終的に選んだのは、上品な光沢感を持つハーフマットのアリゲーター。

ワニ革なので光り過ぎると下品に映りますが、逆にマットを選ぶと今度はケースが目立ち過ぎてしまうのだそうで、ハーフマットは主張し過ぎず落ち着いた印象ですが高級感も感じるとても良い革です。

 

(均整の取れた竹斑が並ぶ)

1枚のワニ革から好きな模様になるよう切り取る場所を指定できるので悩みましたが、最終的には剣先まで均等に竹斑が入るよう要望だけを伝えてあとはプロにお任せしました。

(オーダーの際の様子)

出来上がったベルトの竹斑は、ケースの大きさに対して大き過ぎることも小さ過ぎることもなく、絶妙な大きさで見事に剣先まで均整が取れており、本当に良い場所を選んでくれました。

 

(裏側はラバーからシュリンクレザーに計画変更)

今回のベルト作成は夏の汗対策も兼ねていましたので、当初裏側の素材はラバーを考えていましたが、最終的にはラバーは止め、軽撥水処理が施されたシュリンクレザーを選びました。色は店員さんオススメのキャメル。使い込むほどにイイ味が出てくるそう。

ラバーを止めた理由は、ラバーは汗を一切吸わないため、汗をかくと段々ヌルヌルした着用感になるそうで、それが安易に想像できたから。

夏の汗対策がオーダーの1つの動機ですが、もちろん冬も身に付けますので。今回が初めてのオーダーですから、まずはシュリンクレザーで試して、もし駄目だったらその時は改めてラバーでお願いするつもりです。

 

ステッチは革の色に合わせた糸でミシン縫い。オプションで手縫いも選べますが、手縫いの場合は太糸1本で、ミシン縫いの場合は細糸2本で縫うため、印象だけでなく縫製の穴の大きさも変わってきます。

裏面に貫通した縫い目から汗が伝ってくるのを軽減するには、ミシン縫いの方が貫通穴も小さくて、よりリスクが少ないとのこと。

なお、オプションで縫い目が裏側に出ない(貫通しない)シームレス加工も可能です。今回はシュリンクレザーを選んだため実施しませんでしたが、もしラバーの場合は全く汗を吸わない分、縫い目を伝って表革に浸透しやすいためシームレスの方がオススメとのことでした。

 

(剣先は「IWCのように」と注文)

ベルト厚みやボンベの形状(ラウンドか台形か)などについても色々と指定できますが、店員さんとビスポークさながら時計の個性に合わせて的確なアドバイスをいただき、多くはアドバイスの通りにお任せしました。

若干ですがこちらから注文を付けたのは、剣先の形状とベルトループの数。

通常剣先は緩やかにラウンドして先端は尖らせるのですが、誤ってぶつけてしまい剣先を潰してしまう恐れもあるので、IWCのベルトのように直線的で剣先をフラットにしてもらいました。(オーダー票にも「IWC型」と記載されていました)

 

(ベルトループは太めに1つ付けた)

また、ベルトループについても、装着の手間やわずらわしさを減らすため、通常の2つつけるところを、若干太め(6mm幅)のループを1つだけ付けてもらうよう依頼いました。ベルトループの数が減った分、全体の長さも短くなっています。

 

(手首にピッタリと収まるフィット感)

今回は、自分が思い描いていた以上のモノが仕上がってきてくれて、大満足です。

今までは、いくらコマを詰めても尺骨茎状突起(小指側の出っ張った骨)を越えてズレてしまいましたが、ジャン・ルソーでオーダーしたベルトは手首にぴったりとフィットしてストレスも一切ありません。

最近、嗜好が黒靴に回帰していますが、このウォッチベルトのおかげでその流れに拍車がかかりそう。黒靴をビスポークしたい熱も高まりそうです。

まだ暑い日も続きますが、これでベルトの痛みなどを気にせず着用できます。しばらく着用感を試しながら、秋にはまたAWシーズン向けにブラウンのカラーでもオーダーしたいと考えています。

最後になりますが、今回、オーダーに当たって親身になって相談に乗ってくれ、的確なアドバイスと懇切丁寧な対応をしてくれたスタッフのWさんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!

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  • オボイスト

    gohkitiさん、こんにちは! ついに完成したジャンルソー、おめでとうございます!

    確かに、クロコのベルトには多少艶があった方がゴールドの存在感に負けずにしっくり来ますよね。シュリンクレザーのライニングも気持ちよさそう^^

    それにしても、ジャンルソーのベルトオーダーはかなり自由度が高いんですね・・・! 私は今のベルトを作る際、それこそ裏面のシームレス仕様にしたかったのですが叶いませんでした。それに比べて剣先の形からベルトループの太さまで指定できるとは、ちょっと驚きです。

    大事なお子さまも見えてなかなかおいそれとはいかないと思いますが、念願のビスポークシューズ計画も陰ながら応援しています^^

    • オボイストさん、こんばんは!コメントありがとうございます(^^)
      ジャン・ルソーさんでは手縫いはもちろん、シームレスなどもオプションで対応してくれますし、剣先の形状やベルトループなどは費用も掛からず対応してくれますから、確かにかなり自由度が高かったです。
      こう選択肢が広過ぎると逆に悩むものですが、店員さんのデザインや機能性、実用面からの的確なアドバイスが助けとなり、おかげで自分にとって最良のベルトが出来上がりました。
      今回もオボイストさんに触発されてオーダーに至りましたが、やはり自分好みに注文する楽しみ、待つ楽しみと、オーダーはワクワクがいっぱいで楽しいですね!

      さて、ビスポーク靴についても情報収集をしておりますが、黒靴、できれば素材違いの組み合わせなどを検討しています。問題はどこに依頼するかですが、こればかりはアトリエに足を運んで直接お話を伺うしかないなぁと思っています。
      オボイストさん御用達のボレロさん、東京でオーダー会やってくれないかなぁと密かに願っていますが、やはり靴を作る現場も見てみたいんですよね。
      ビスポークのための蓄財と情報収集、自分の時間が持てずになかなか進みませんが、目標に向けてコツコツ進めていきたいと思います。