【投資】日本株:すかいらーく(3197)に失望売り、全株売却しました

投資・マネー

立て続けで投資に関するエントリーの連投で誠に恐縮ですが、外食チェーンのすかいらーく(3197)を売却しました。これで保有する日本株は9銘柄から8銘柄に減少しました。

シグマ光機(7713)、たけびし(7510)と立て続けに購入し、アセットアロケーション的にも日本株過多だったため、いずれリバランスする必要性はありましたが、今回のすかいらーく株売却によるリバランスは結果的なもので、売却理由は減配発表への「失望売り」です。

結論から言うと、自分にとってすかいらーく株を保有する目的から外れてしまったことにあります。

株主優待制度を3倍に拡充した際に購入したもの

先日同社は、新たに配当性向30%の方針を示し、それに伴い今期は減配の見通しを発表しています。年間配当金は前期の38円から今期は19円へと半減される予定です。

それでも、100株保有の場合で年間6,000円分の株主優待券が加わるため、 株主優待を含めた株主還元利回りは4.5%程度にはなるのですが、配当利回りだけで見ればたったの1%程度。

外食株については、業績はヨコヨコで構わないので、安定的で充実した株主還元を期待している身としては、配当をバッサリ半減させ、その分の利益を成長投資へ振り向けるという同社の姿勢には賛同しかねますし、減らした配当分の成長投資が業績、ひいては株価上昇に反映するかも懐疑的です。

そもそも配当は低い (もしくは無配だ) けれど株主優待だけはやたら充実させて個人株主を取り込もうとする企業が好きではありません。株主還元の中で最も重要な配当を軽視し、「株主は株主優待さえ出していれば文句を言わない」という株主軽視の姿勢に映るからです。

しかし、本来なら株主優待の方が配当よりも簡単に変更できるものです。ベインキャピタルが売り抜けるために3倍に釣り上げた株式優待ですから、ベインキャピタルが抜けた今、太っ腹優待をいつまで続けるのか、正直いつ改悪されてもおかしくないと思っています。

(同社の株式は株主優待人気で支えられていますし、改悪なんてしたらそれこそ株主総会は紛糾するでしょうから、すぐには手を付けないでしょうが)

先日届いた株主優待カードが自分にとって最後の株主優待となりました

できれば今月下旬に開催される定時株主総会で経営陣の話を直接聞いてみたかったのですが、残念ながら仕事の都合で参加できそうにありませんので、含み益が出ているうちに処分することにしました。

ということで、先日届いた株主優待カードが自分にとって最後の受け取りとなります。大好きな藍屋でパーッと使い、思い残すことなくきれいに使い切りたいと思います。

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