若いながらも歴史あり【2】Edward Green(エドワードグリーン)/Falkirk(ファルカーク)

「普段から愛用している靴を1足ずつ紹介しよう」
と、息巻いて始めてはみたものの、すっかり放置しており・・・。

一度きりで頓挫したかと思いきや、実は忘れていなかったこの企画(苦笑)。

忘れた頃にひょっこりと、気の向くままに記録していこうと思います。

 

さて、前回に続き、Edward Green(エドワードグリーン)の靴をご紹介します。

 

20121020-1019.jpg
  • Edward Green(エドワードグリーン)/Falkirk(ファルカーク)
  • Size(Length) : 5.5(5 1/2)
  • Size(Width) : D
  • Color : Chestnut Antique
  • Last : #202

 

2足目のエドワードグリーンとして手にしたのがこのファルカークです。

ストラスブルゴ20周年を記念しての復刻モデルだったと記憶しています。

 

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アッパーからヒールにかけて散りばめられた見事なブローグ(パーフォレーション)に

一目惚れをして、当時丸の内にオープンしたばかりのストラスブルゴシューストアを

恐る恐る訪れました(当時も今も敷居が高くて高くて・・・)。

訪れた時点ですでに予約でいっぱいでしたが、なんとかキャンセル待ちをして

ようやく手にした、とても思い出深い一足です。

 

20130306-12.jpg

ユニオンワークスの中川代表も参加されたオールドシリーズ(復刻シリーズ)の

第1作目だったこのモデルは、旧#202ラストが現在のラストに比べて細身だったため、

Dウィズで展開されました(旧#202に一番近いウィズが現在のDウィズなのだとか)。

 

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ハトメ、ハーフムーンなど、往年の意匠を踏襲し、古き良きクラシカルな印象。

 

20130306-14.jpg

#202のDウィズは、これまで履いてきた靴の中で最も足との相性がいい靴で、

ヒールカップから甲の高さに至るまで、まさに足に吸い付くという感覚を

身をもって体感することができた靴です。

落合正勝氏が愛したグリーンも旧#202であり、フィッティングを何よりも重視された

落合氏が称賛した足入れ感を、多少なりとも触れることができた、と思うと感慨深く。

購入から時が経った現在でも、この靴以上に自分の足に合うラストは

現在のところ現れていません。

 

20130225-02.jpg

無骨ながら気品漂う佇まいは、どこか相反するようで絶妙に一体を成しており、

革靴の世界の奥深さを体感した一足であり、この靴の購入をきっかけに

加速度的に英国靴にのめり込んでいったのは、このすぐあとのことです・・・。

 

  • 20130306-16.jpg

 

(続く。・・・たぶん。)

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