【投資】本田技研工業(7267)の進化型CMBS、他とはやっぱり変わってる?

投資・マネー

第90期 第2四半期末配当金を受け取りました。

日本を代表する自動車メーカーである本田技研工業(7267)は言うまでもなく高い技術力で世界と勝負するメーカーで、派手さは無いながらキラリと光る技術に惚れて、投資を始めた頃から保有している銘柄です。書く言う私もホンダ車に乗っていますが、特別感は無いながら、安くて燃費や走行性能のいい大衆車を世に送り出しており、人々の生活を足回りからしっかり支える点で大変好感が持てます。

そんな本田技研工業(以下「ホンダ」)から第2四半期末配当金をいただきましたのでご報告します。

【配当金】

 種別   コード   銘  柄   配当金(1株)   配当内容 
日本株式 7267 本田技研工業 22.0円 第2四半期末

業績の回復と共に金額の上がる配当金ですが、ホンダは四半期ごとに配当金が支払われるので、実感もしやすく嬉しいですね。

 

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で、こちらがいただいた株主通信。今回の表紙はFIT HYBRID。ホンダの稼ぎ頭である小型車フィットのハイブリット型ですが、元々フィット自体が売れまくっている人気車だけに、今が旬のハイブリット車なら売れないわけがありませんね。私はAIR WAVEの後継と位置付けれられているフィットシャトルのハイブリット車が早く出ないものかと思っているのですが・・・。

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自動車業界は完全に息を吹き返したようで、過去4期と比較してもしっかりとした結果を上げています。通期の見通しでは過去4期を上回る見込み。これで安泰・・・と思いきや、唯一欧州での営業利益がマイナスと苦戦をしています。低燃費車が強みだったホンダですが、ここに来てハイブリット車をはじめとする各種エコカーの乱立で、今後どうやって差別化していくか、改めて今後の課題になる気がします。

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こちらはホンダのである小型車の主力工場ということで、埼玉県に新設された寄居工場の紹介記事が載っています。狭山工場は有名ですが、埼玉県には3つも工場があるんですね。埼玉県人の私にとって、ホンダに大きな愛着を持つ理由でもあります。東日本大震災の影響で遅れていた寄居工場も今は無事に稼働。日産などが国内から次々に海外に生産拠点を移す中、日本に生産拠点を残し、きちんと雇用を生む方針のトヨタやホンダにはこれからも頑張ってもらいたいと思います。

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で、こちらが今流行りの自動走行制御システムについての紹介。スバルやダイハツなどのシステムはCMでよく見かけますが、そこは技術のホンダ、自動走行制御システムもしっかりあります。が、単なる自動ブレーキシステムではなく進化型CMBS(衝突軽減ブレーキ)とのこと。対象物の前で自動で止まるのではなく、あくまでもドライバーの運転支援を目的としているらしく、危険を自動で察知し、ブレーキングとシートベルトの引き込み、そしてステアリングによる回避操作アシストで、ドライバーに危険回避を促す仕組みなのだとか。

この類のシステムは便利な反面、事故も増えており、もろ手を上げて安全・安心というわけではないですから、ホンダの「あくまで運転の主体は人」とするシステムは大いに理に適っており共感できるところですが、いまいちインパクトの薄いこのシステム、市場の反応はいかがでしょうか?ともあれ今後登場する新型車に次々に採用されていく予定とのこと。一度試乗してみたいところです。

自動車のあり方は年代を追うごとに変わってきており、バブル世代はステータスだったものが、我々30代にはあれば便利な乗り物、そして20代の若い人にはあえて持たない物へと変化しつつあります。変化の激しい自動車業界で埋もれることなく、引き続き強い個性を発揮していってもらいたいものです。

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