【CD】Lee Ranaldo & The Dust/Last Night on Earth

音楽・カルチャー

オルタナティヴ・ロックの源流

久しぶりのCDネタです。Sonic Youth(ソニック・ユース)のギタリスト、Lee Ranaldo(リー・ラナルド)のソロ第2作目。ソニック・ユースとはこれまで無縁だったのですが、BECK(ベック)の新譜の乗った平台に一緒に並んでおり、視聴してベックではなくこちらを購入して帰って来ました。

 

20140405-11

(Lee Ranaldo & The Dust/Last Night on Earth)

ヘッドフォンから伝わるこのバンドサウンドには純粋に音楽を楽しむ無垢な音で溢れていて、思わず嬉しくなった。そこには気取りや緊張感など、過度にリスナーを意識した音の一切をそぎ落とし、1曲目のイントロから最後まで、とにかく「カッコイイ」のだ。

全体の完成度もさることながら、バンドをかじったことのある人ならわかる、音がピタリと合わさりツボにハマッた時に起きるゾワッとする感覚と、それを追いかけてくる昂揚感。

 

20140405-13

 

イントロからひと癖あるギターリフが気持ちのイイほど的確に入り、曲を立体的に仕上げている。それは流石というべきか、圧巻のギターさばきなのだが、それ以上にリーの低く渋い歌声がまた味わい深く、強く惹きつけられる。

前作に引き続き、気の知れたメンバー構成だからだろうか、バンドの肝はやはりギターではあるけれど、ミニマルな構成の中から奏でる音の塊はワンマンバンドのそれとは一線を画しており、本人たちが音を重ねることを純粋に楽しんでいることが如実に伝わってくる。

 

 

オルタナティブロックの源流を辿れば、このギターにたどり着く、と言ったら言い過ぎかもしれないが、そんなリーのギターは時に触れて懐かしさと微笑みをもって迎えてくれる。

ソニック・ユースを聴かないで過ごした学生時代。正直その音楽の良さを見い出せずに素通りしてしまったことを、今さら後悔はしないけれど、当時から触れていれば、また違った感覚で聴くことができたのではないかと思えてくる。

 

20140405-12

 

聴くほどに味わい深く、バンドってやっぱりイイモノだ、と強く感じさせてくれる1枚となっています。

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