【投資】ポートフォリオの整理②～スターツプロシード投資法人（8979）購入～
毎月分配流入の仕組み、一応の完成
2014年中の目標に掲げているポートフォリオの見直し。
日本株偏重だったポートフォリオを改善すべく、①日本株の保有割合を65％まで下げること ②毎月配当金（分配金）を受けられる仕組み作り を目標としていますが、その達成に向けて先日売買を実施いたしましたので記録しておきたいと思います。
（J-REITを投信から現物へリレー）
日本株の保有比率を下げるとなると、日本株を売るか、他の資産を増やすかする必要があります。当面は外国株とJ-REITの保有比率を高めていく計画でして、今回はJ-REITの スターツプロシード投資法人（8979・以下「スターツPR」）を購入しました。またリレーする形で投資信託の一部を売却しております。
今回購入したスターツPRは住宅特化型リートとなり、これまで投資している アドバンスレジデンス投資法人（3269）、日本賃貸住宅投資法人（8986）に続き、住宅系リートは３銘柄目。保有するリートすべてが住宅系リートということになります。
最近のオフィスビルの賃料上昇傾向を受けて、住宅系以外のリートも検討していましたが、長期保有を考えますとどうしても安定を最優先に考えることになり、自ずと良くも悪くも安定的な住宅系リートから選びたくなってしまいます。
とは言え、消費税増税により経費が上昇する一方で、家賃値上げは法人相手のオフィスのようにはいかず、価格転嫁が難しい状況。現在の市況からすれば住宅系ではなくオフィスビル特化型や商業施設型などから選ぶのが正解なのかもしれません。
その影響からかスターツPRの分配金予想は前期（第17期）の4,196円より大きく落として、第18期が4,010円、第19期が4,020円の予想（配当利回り4.44％）なのが懸念材料。仮に消費税10％に増税された場合も、何とか4,000円台は死守してもらいたいものです。
さて、最後に２日間の取引で2014年中の目標達成に向けてどこまで内容が改善されたかを見ていきたいと思います。
進捗経過 ①日本株の保有割合を65％まで下げること
（目標達成に向けて若干の改善）
年内目標である ①日本株の保有割合を65％まで下げること については若干改善されたものの、期待したほどの改善は見られませんでした。
今回の売買に新たな資金も入ってはいますが、リレー投資を行っていることから大きな改善にはつながりませんでした。
（過去の記事）
進捗経過報告 ②毎月配当金（分配金）を受けられる仕組み作り
（目標としていた仕組み、一応の完成）
一方、②毎月配当金（分配金）を受けられる仕組み作り については、日本株を補う形で米国株とJ-REITを活用し、一応の完成を見ることになりました。自分が納得できる形で完成に漕ぎ着けることができ、大いに満足しています。
目標達成に際しては、今回新たに投資したNike（NKE）とスターツPRによる決算月の分散効果が大きく寄与しています。
年内の残り３ヶ月間は残すもう一方の目標の達成に向けて、日本株の保有割合を65％に引き下げるべく引き続き努力してまいりますが、来年からの新たなステップへの移行のために、今後は自分で設けたルールも少しずつ変えていく必要がありそうです。
（自分で設けている投資ルール）
1.株式の投資はバリュー株のみ
2.株式個別銘柄10銘柄以内
3.J-REITは住宅系リートのみ
年内いっぱいはこれらのルール改正についても十分に検討し、今後新たに設定する目標に速やかに対処できるよう準備していきたいと思っています。
それではまた！
