文藝春秋

【本】リップヴァンウィンクルの花嫁/岩井俊二(文藝春秋)

待望の新作「リップヴァンウィンクルの花嫁」の公開が発表され、同時に監督自ら書き下ろした小説がリリースされ、映画を観る前に読むべきか、葛藤ののち手にしたわけですが・・・。そこには、優しさと切なさに満ちた物語が広がっていて、一夜にして読み耽り、それからこれまで何度も読み返しました。ここまで引き込まれた小説も久しぶりかもしれません。

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【本】生涯投資家/村上世彰(文藝春秋)

村上世彰氏率いる「村上ファンド」を一躍有名にしたのは、ライブドアによるニッポン放送買収騒動と、それに絡むインサイダー取引疑惑であろう。5年にわたる裁判の後、村上の有罪が確定し収監されたため、世間にはいまだに悪い印象を持つ方も多いかもしれない。しかし村上氏は、近年企業に浸透しつつあるコーポレートガバナンスを株主の立場で声を上げた先駆的存在である。

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