国境なき医師団

【本】紛争地の看護師/白川優子(小学館)

「国境なき医師団」の活動に感銘を受け、世界で実際に起こっている凄惨な現状を感じ取りたいと思い手に取った1冊。著者が看護師として赴任したシリア、イラク、イエメン、南スーダンはいずれも戦場と隣り合わせの最前線であり、その緊迫した様子を伝えてくれる。場所も状況も異なるが、運ばれてくるのは皆戦争に巻き込まれ傷つく市民ばかりだ。

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【本】「国境なき医師団」になろう!/いとうせいこう(講談社現代新書)

「国境なき医師団」(以下MSF)に関心を示すようになったのは最近のことで、細々ながら毎月寄付もするようになり2年余りが経過しようとしています。本書は前書の現地ルポに、MSFで活動する人々のインタビューやMSFの活動に携わるようになった経緯などを収録してまとめた“MSF入門”といった趣の1冊となっています。

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