アセットアロケーションについて考える
アセットアロケーションとは、自分自身の目標やリスク許容度に応じて、資産を国内株式、国内債権、海外株式(先進国・新興国)、海外債券(同左)、さらにはリートなどを組み合わせて最適な組み入れを目指すというもの。株式は基本的にリスクが高いとされ、債券は低めで考えられる。それに伴い期待リターンも株式は高め、債券は低めとされる。単純に考えれば、リスク許容度が高ければ、株式で投資し、ハイリスク・ハイリターンを狙えばいいという話になるが、ミソは各選択肢毎のリスク特性が違うという点。世間が不安定ならより安定的な債券に資産が流れる一方、株式は売られる。また、為替の面からも円高円安でそれぞれ反対の動きをするものがある。代表的なのは国内株式と海外債券。これらの相関関係はまさに逆の動きをするとされる(100%ではないが)。つまり、国内株式と海外債券を50%ずつ持っていれば、各自から得られるリターンはA+Bだが、リスクに関してはA-Bとなることもあるのだ。
とまぁ、簡単に書くとこんな感じだが、だからといってアセットアロケーションがそう簡単に組めるものではない。自分のリスク許容度やらなんやらしっかり調べて、どの割合で組み合わせたらいいのかを考えなければならない。こんな時のためにFP資格があるのだろうが、他人ごとではないので客観的に考えることが難しい。最近では考えるのが面倒くさいので、バランス型のインデックス投信を積立てておけばいいのではないかと思ってしまうありさま。考える時間を金で買うと思えば信託報酬は安いのではないか。
12月決算の企業から配当金が入った。明日が株主総会なのに、早いなぁと思いながら、配当金を生かすための投資先をどこにするか考え中。複利で雪だるま作り。ただ、今はまだ買い場ではなさそう。かといって待っているのも時間の無駄なような気がして、結局バランス型投信に突っ込んでしまいそう。
嗚呼、今日は特に駄文。ストロングオフのせいか。
明日はある企業の株主総会に行ってきます。
2010年3月29日