ブルーレイレコーダーを買ったらテレビにHDMI端子が付いてなかったという悲劇

日常のこと

最近、プライベートでは何かと失敗ばかりしている気がします。どうも注意力が散漫なようで、いつか大きな事故起こさなければいいなぁ、と思っているのですが・・・。

そんな危機感もあって、今回は自戒の念を込めてエントリー。もしも自分の失敗談が誰かのお役に立つのなら本望です。

 

HDMIを知らずにBDレコーダーを購入した私

我が家ではテレビをあまり見ない方でして、これまでHDDレコーダーというものを必要としてきませんでした。DVDデッキが故障してからも「パソコン見ればいいや」と故障したまま放りっぱなし。

しかし昨年末、嫁さんから「ブルーレイレコーダーが欲しい」とせがまれ、理由を聞くと、育児をしていると見たい番組も見られないので、時間に縛られず空いた時間に見られるよう録画しておきたいのだそう。

冬のボーナスも気前良くいただいたので「それじゃ買ってあげよう!」と、録画した番組をケータイでも観たいという嫁さんの要望を踏まえ機種を選定し、手配したのですが・・・。

デジタル家電は知らないところで急速に進歩していたようで、どうやら自分はすっかり時代に取り残されてしまっていたようです。

 

テレビにHDMI端子が無い!変換コネクタも存在しない!?

そのことに気が付いたのは実際に商品が届き、接続作業中のこと。

意気揚々と開梱し、一人暮らしの時から使用している10年物の液晶テレビに接続しようとしたのですが・・・。

「あれ?接続できる場所無くね?(汗)」

テレビには様々な種類の接続端子があって、どれかには刺さるだろうと高(たか)を括っていたのですが、ブルーレイレコーダーにはHDMI出力が1箇所あるのみ。

「仕方がない、変換コネクタでも買ってくるか~」と、さほど重大なことだとは思わずに家電量販店に行ったのですが、どこに行っても「そんなモノは存在しない」とのこと。

「んなわけないだろ!」って思いながらインターネットで調べてみるものの、確かにHDMIから変換できるようなものが見当たらない。

段々と嫌な予感がモクモク湧き出してきて、気持ちが焦るばかり。HDMIについて詳しく調べて、ようやく事の重大さに気付き、大いに冷や汗を掻きました。

 

HDMIは簡単に変換できるものではないらしい

HDMIは映像や音声、制御信号を完全なデジタル信号で伝送する通信インターフェースで、著作権保護機能も兼ね揃えています。ブルーレイディスクなどのデジタルコンテンツを不正コピーを防止するためのようです。

一方、我が家の液晶テレビに搭載されている各種接続端子の中で、最上位はアナログのD4端子止まり。パソコン用のDVI-Iというデジタル端子もありますが、同じデジタル端子でも接続は無理らしい。

仕方なくアナログのD4端子に繋ぐ方法を模索するのですが、HDMI to D-Subケーブルはあるものの、D-Subは映像のみ

音声データを含むHDMIのデジタル信号を完全に変換することができず、このままでは映像は映っても音声が出ないことに。

 

救世主の”HDMI to D変換コンバータ”

ここまで調べた結果、選択肢は“ブルーレイレコーダーの返品”か、“液晶テレビの買い替え”か・・・。まぁどちらを選んでも結果は地獄ですね。

返品では嫁さんの希望を叶えてあげることはできないし、液晶テレビの買い替えをするにはまだまだ使えるのにもったいない。

焦りばかりが募る中、もはや八方塞がりかと諦めかけたその時、ようやく見つけたのが「HDMI to D変換コンバータ」という装置。

 

20160319-11

(HDMI to D変換コンバータ)

こちらはHDMIからのデジタル信号をD端子と音声に分解してそれぞれ出力してくれる、というありがたい装置。もう、ワラにもすがる思いで注文しました。

 

20160319-12

(電源スイッチすらない簡素な作り)

祈るような気持ちで接続し、変換コンバータのアダプタを電源タップに差し込むと、赤いLEDライトが勢い良く点灯しました(加減知らずで超眩しい)。

変換コンバータからテレビのD4端子に接続し、次にテレビの画面を見ながらコンバータのスイッチを何度か押して変換コンバータの設定をD4にセット(D1~D5まで対応)。

最後にブルーレイレコーダーのスイッチを入れると・・・。

 

20160319-13

(BDレコーダーの設定画面が映った)

・・・映った!!

この時ばかりは命拾いしたことを実感し、ホッと胸を撫で下ろしました。

アマゾンの評価には「画面が暗い」、「音量が小さい」という口コミがありましたが、言われてみれば多少感じるものの、正直ほとんど気にはなりません。

また、再生し続けると時々画面に横線が入ることもありますが、テレビ番組を録画して見る程度であれば気になることはありません。

何より、自分が社会人になり立ての頃、それこそ液晶テレビが1インチ1万円以上した時代に、ボーナスを叩いて購入した思い出の品を買い替えずに済んだことが一番嬉しい。

変換コンバータ自体、値段はそこそこしますが、テレビを買い替えるより全然安いですから・・・ってそう割り切らないとやり切れません。

何はともあれ、今回の一件でHDMI to D変換コンバータはまさに救世主。本当に救われました。

ちなみにこのHDMI to D変換コンバータは現在アマゾンのみの扱いのようです。私のようにテレビとの接続を気にせずに購入してしまったうっかりさんはお試しください。

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