投資しているゼネラルミルズ(GIS)のシリアルを実際に試食してみた

ゼネラルミルズの実力は如何に?
プライベートブランドに押され気味で業績はパッとせず、最近ではペットフード企業を買収するなど、いささか迷走気味(?)のゼネラルミルズ(GIS)。
シリアルやヨーグルトなど、アメリカの食卓には馴染みの深いゼネラルミルズですが、株を保有はしているものの、日本にいると同社の商品に触れる機会は滅多にありません。
そこで、グアム旅行に行くのなら、ちょうどいい機会だからゼネラルミルズの商品を手に入れよう、とKマートに行ってきました。
(Kマートではかなりの棚を占めていた)
日本ではケロッグとカルビーが寡占のシリアル・フレーク売り場でゼネラルミルズの商品を見ることはまずありませんが、アメリカでは当然ながらかなりの棚を埋めています。少し感動。
しかし、どれを買ったらいいかわからず、悩む悩む。そんな時、嫁さんが「ちょうどいいのがあった」と探してきてくれたのがコレ。
(Cereal Breakfast Pack)
ゼネラルミルズの8つのシリアル商品を一気に試せる「シリアル・ブレックファスト・パック」。ナイス嫁、愛してる。
(当然コスパは悪いです)
現地ではミルクが美味しくなかったので、現地では食べずに大事に持って帰り、帰国してからは毎朝どれを食べるかで子どもと揉めながら、1つずつ試食してみました。
(Lucky Charms)
色々な味が楽しめる「ラッキーチャーム」。普通のシリアル部分はサクサクと軽い食感ですが、カラフルなモノは様々な香りがついていて、ミルクに漬けるとお麩みたいな不思議な食感。とにかく甘いので、特に小さい子供向き。
(Honey Nut Cheerios)
ラッキーチャームと食感がそっくり(どちらもチェリオスがベースですから当然ですが)な「ハニーナッツ・チェリオス」。確かにほんのりとはちみつの香りを感じます。嫌いじゃない。
(Frosted Cheerios)
食感は上記に同じく「フロステッド・チェリオス」。味は駄菓子のにんじんみたい。もっと近い駄菓子が浮かぶんだけど、どうしても名前が出てきません。・・・齢ですね。
(Cheerios)
これが定番の「チェリオス」。他と比べて甘さも控えめで、素材本来の味を感じます。甘いのが苦手な人には良いですが、子供向きではないかな。写真のようにフルーツなどを入れるといいかもしれません。
(Trix)
丸くカラフルな「トリックス」。見た目どおり香りも強め。余談ですが、我が家はペットで飼っていて、毎日処理しているからでしょうか。パッケージのウサギとこの形からちょっとアレに見えてしまい・・・、いけませんね。
(Cocoa Puffs)
トリックスと同じ形の「ココアパフ」。サクサクとした食感、見た目どおりの味です。子どもは大抵好きでしょうね。トリックスとキャラクターが逆でなくて本当に良かった。
(Golden Grahams)
「ゴールデングラハム」。ミルクに漬けてもバリッとした食感がしばらく残るので、日本人好みかも。
(Cinnamon Toast Crunch)
ゴールデングラハムに似た食感の「シナモントーストクランチ」。個人的にはこれが一番好きかな。
日本で販売されているシリアルを見ると、ミルクに漬けても食感が残るモノが多く、すぐに「しなしな」となってしまうチェリオスをはじめとした同社の多くの商品は、日本のマーケットには不向きな気がしました。
味や風味も、いかにも「外国の味」(多分香料のせいだと思います)。これがアメリカの家庭の味なのかもしれませんが、決して日本人向きではないかな。日本で販売されていない理由もわかる気がします。
ゼネラルミルズに対しては、業態と株式指標だけで投資を判断していたので、株は保有しているものの、どんな会社に投資をしているかあまり実感を持てずにいましたが、実際に商品を試すとやはり急に親近感を覚え、しばらくホールド決定。
そんなわけで、ごちそうさまでした!
TAGS: GIS | 2018年8月5日