オールデンのタッセルローファー届く
以前、オールデンのタッセルローファーを購入したことがある。その時はサイズが合わず弟に譲って以来、ずっと欲しくてたまらなかったのだが、先日オークションで見つけて昨日落札。本日届いた。
前回はレザーがカーフでカラーはタンだったが、今回はオールデンの代名詞のコードバン（コードヴァン）でカラーはバーガンディ。オールデンのコードバン・バーガンディは、実は昨年ハワイのレザーソールでも購入しているので（その際はストレートチップ）早くも二足目。できれば次はブラックがいいなぁと思っていたが、なかなか手ごろな物が売っていない。ブラックなら次はＶチップと決めているのだが、いつになるやら。
さて、届いた商品はいい具合に履きこまれたオールデン。オークションだから仕方がないが、結構細かい傷などが入っており、リフレッシュしてあげる必要がありそう。コードバン用のクリームがなかったので注文ついでに、あれやこれやと注文して結構な額に（汗）。
中でも一番選択に苦労したのがシュートゥリー（シューキーパー）。自分は革が必要以上に伸びるのを嫌うので通常はネジ式のシュートゥリーを使うのだが、コードバンは革が硬く、ひびが入りやすいので、しっかりしわを伸ばすためバネ式にしている。しかも結構しっかりしたバネの物がよいので、コルドヌリアングレーズかオールデン純正あたりがいいと感じている。
オールデン純正は芯が一本だがバネが強力、コルドヌリアングレーズは芯が二本で作りもしっかり。甲の高さやつま先の広さなどもしっかりあり、全体的にしっかり伸ばしてくれるので不足がない。安くて芯が一本の物はバネが弱く、しっかりと伸ばしてくれないことが多い。
★オールデン専用のシューツリー★【Alden】オールデン シューツリー（メンズ） フレキシブルタイプ
逆にネジ式はカーフ素材にいい。コルドヌリアングレーズか安価なところではGILCOがある。ただし、どちらも甲の高さがそこそこあるので、英国・米国のグッドイヤーにはいいが、イタリアのマッケイには別の物がいい。
今回、シュートゥリーが足りなくなったのでマッケイ用に購入したのがスレイプニル。マッケイ向けに甲からつま先にかけて低くなっている。
最後にブーツ用として、トリッカーズ用に買ったのがこれ。基本的にコルドヌリアングレースは大好き。高いけどね・・・。
あとは、自分は普段はあまり気にしないが、足の臭いが気になる人や、ローファーのように裸足で履くことを目的としている靴の場合はレッドシダーでできたシュートゥリーを選ぶなどするといい。
とにかく安い物や形に合わない物だと靴全体に十分なテンションがかからず、意味がない。かかと、つま先の側面（小指・親指）、甲の３か所それぞれに適度なテンションがかかる物を選ぶことが重要だ。
・・・と、ここまで思いつくままに書いてみたが、正直考え出したら切りがない。わかってはいるが、大切な靴だし最適な物を選びたい一心でついつい樹海入りしてしまう。恐るべし、革靴の世界。
TAGS: Alden | 2010年8月2日
