食生活と体調を見つめ直し、サプリメントの導入を検討してみた
5月から40代に突入しました。30代と40代では響きも重みも大きく違い、急に老け込んだ気がして嫌ですね。まぁこればかりは皆平等に訪れるものですので諦めるとして、イイ機会なので身体にまつわることをアレコレ見つめ直してみることに。
先日本屋でマネー誌のそばに陳列されていた「食べる投資」が目に留まり、読んだところ大変興味深く、すっかり触発されて食生活と体調を見つめ直すきっかけになりました。
(この本をきっかけに自分で料理をする機会もずっと増えましたし、自分で魚を捌きたいという動機にもなりました。後日レビューを書きます)
この本の中でサプリメントについても触れられており、食事だけでは摂取できない栄養素はサプリで補うことを勧めています。これまでサプリに頼ることには消極的でしたが、この本をきっかけに補い難い栄養素はサプリを使うことに前向きになれました。
自分の食生活と体調から、不足しているモノは何か、補うべきは何かを推測し、欠けたパズルのピースを埋めるように摂り入れるサプリを考えるのは楽しく、試しに何種類か取り寄せてみることにしました。
まずは現在の食生活と体調を振り返る
ちなみに、自分の食生活では、たんぱく質と発酵食品の摂取は心掛けており、納豆・豆腐・味噌・キムチ(アミエビ入り)・ヨーグルトといった発酵食品と卵は毎日食べています。牛・豚はなるべく避けて鶏肉と魚が多め。主食はパンをなるべく控え、玄米食が中心です(玄米美味しい)。
朝食後は鉄分不足を補うために鉄瓶で白湯を飲むようにしています(白湯美味しい)。
マグネシウムを補うために大好きなコーヒーに加え、高カカオチョコレートも添えてコーヒーブレイクするようになりましたが、どうもチョコレートは便を固くするように感じ、無くてもいいかな、と感じている今日この頃。
体調は至って健康ですが、とにかく寝つきが悪くて睡眠も浅いので慢性的な寝不足。それにランニングのせいか、それとも夏バテか、足が重く少々疲労気味。
ストレスが溜まるとお酒が飲みたくなり、大人ニキビの再発を繰り返します。ニキビのおかげで更なるストレスになる悪循環。大人ニキビはいい歳してみっともないので何とかしたいところ(お酒を止めればいい話ですが・・・)。
これらの状況を踏まえ、不足する栄養素は以下のサプリメントを試してみることにしました。
1.グリシン
深い眠りを促すグリシン。疲れが残るのも、肌荒れも、根本的な原因は睡眠不足にある気がして真っ先に改善すべきと判断しました。睡眠不足ですと満腹中枢が鈍って満腹感を感じ難くなるそうで、大食いになるそう(自分でも自覚あり)。
入眠の悪さは、ランニング後に腰に持つ熱のせいだったり、寝る直前までディスプレイを眺めているせいだったりしますので、食事以外で問題を解消しなければならない部分もありますが、眠りが深ければ短時間でも改善効果は大きいでしょうから、グリシンの効果に期待しています。
2.亜鉛
男性用のサプリの代表格、亜鉛。今までも飲んだことはありましたが、イマイチ効果を実感できずに飲んだり止めたりを繰り返してきました。
亜鉛は、免疫力強化や感染症予防に効果を発揮しますが、加齢とアルコール摂取により体内から減少するそうで、不足すると亜鉛と元素の性質が似た有害金属であるカドニウム(米に含有)や水銀(大型魚に含有)を体に吸収しようとするため、亜鉛の摂取で重金属汚染を防ぐことになるそう。
購入したのは1カプセル30mgのモノで、国産品の倍の量が入っています。加えて吸収率の高いL-オプティジンク(L-メチオニンと亜鉛を結合させたモノ)。
50mgなど更に含有量の多いモノもありますが、急性中毒を起こしてもいけませんし、継続的な過剰摂取は銅や鉄の吸収を阻害するそうなので適量の摂取を意識します。
3.ビタミンBコンプレックス
肌荒れの修復に必要なビタミンB群とビタミンC。大人ニキビを止めるにはアルコール類を禁酒することはもちろんですが、ストレス→アルコール→ニキビ→更なるストレスという悪循環を断ち切るためにも早期回復を促したいところ。
日々食べているモノを観察してみると、ビタミンCは比較的食事から摂れている一方で、ビタミンBは日々の献立によって摂取できる量にばらつきがあるため、サプリで安定的に摂取することに。
ビタミンB100はビタミンB群に含まれる8種類が100mgずつ入っています。タイムリリース加工の高吸収タイプ。水溶性なので一気に摂っても流れ出てしまいますので、食事内容の傾向から食事で取り込みにくい朝食時に摂取します。
4.ビタミンD-3
魚などに多く含まれるビタミンD。ステロイドホルモンにも似て、炎症作用を抑える効果があるそう。メンタル面や感染症予防にも効果があるそうですが、こちらもビタミンB群と共に普段の食生活ではなかなかばらつきが出てしまうのが現状。
日光に当たると身体の中で生成されるので、普段からランニングをしている分、多少ビタミンDを蓄えていると思いますが、毎日走るわけでもなく、またこの時期は日が沈んだ夜走ることも多いために安定しないことからサプリを活用することに。
5.ココナッツオイル
こちらはサプリではありませんが、毎朝のヨーグルトに添えるジャムを減らし、代わりにココナッツオイルを1たらしすることに。コールドプレスのエキストラバージンのモノ。
ココナッツオイルの6割を占める中鎖脂肪酸は、腸管から直接血中に取り込まれ肝臓でケトン体となり、脳の神経細胞のエネルギー源になることから脳のコンディションアップに良いとのこと。
実家から送られてくる手作りジャムは大好物で、毎日ヨーグルトに入れて食べていますが、大量の砂糖が使われているので糖質を減らす意味でも、いつもよりジャムを少し減らして、代わりにココナッツオイルをひと垂らし。
ココナッツオイルは冷たいヨーグルトに入れるとすぐに固まってしまうので、すぐによく混ぜます。また、鉄瓶で沸かした白湯に入れてもほんのり風味がする程度で甘くなるようなことはなく、なかなかイイかもしれません。
そんなわけで健康補助食品が急に揃い、すっかり健康オタクのようですが、当然効果を実感できなければ不足していないという証拠ですし、過剰摂取は身体にも良くないしなによりお金の無駄ですから、効果を実感できるモノだけを選別して続けていく予定。
40代に入り、与えられた身体を今まで以上にしっかりメンテナンスしながら大切に使い続けるためにも、必要な投資はしっかりして、人生を存分に楽しむために支障となるリスクは未然に排除していければ、と考えています。
2020年8月9日