靴紐はメーカー毎に適した通し方がある、を学ぶ
Men’sEX2月号の英国靴検定で13/15点だった591です。
明日は同窓会、ということで、今日は服装選び。
結婚式の2次会のような恰好で、と言われても、
1次会も2次会も常にスーツなので正直悩んでしまいます。
言わんとしているのはジャケパンスタイルかと思いますが。
いい機会なので、昨年2度しか出番がなかったジョンロブのフィリップ2を
履こうということだけは先に決めていて、あとは靴に合わせて
同色のベロアのジャケットと愛用のリーバイスでいいかなぁと。
明日になって結局スーツに戻るかもしれませんが。
・・・・・・
さて、明日に備えて早く寝たいところが、ただいま25:39。
フィリップを履くのは久しぶりなので、この機会に靴紐も外して磨いとこうと
始めたのが大きな間違いでした。
というのも、以前から気になっていたことがあって。
フィリップ2の靴紐の通し方がシングルになっているのを、
いつかパラレルに直したいなぁと思っていたんですね。
今回靴紐を解けば靴もしっかり磨けて紐通しも直せる、一石二鳥だと。
ナイスアイディア、俺。んで、早速行動に。
靴磨きは順調に進んで、乳化クリーム、ポリッシュとこなして、さぁ完成。
あとは紐を通すだけ・・・のところで愕然としました。
靴紐がアイレットに入らない!
タング(ベロ)とアッパーが内側できっちり縫い付けられていてほぼ隙間がなく、
タングとアッパーの間から内側のアイレットに靴紐を通しのは至難の業。
おいおいおいおい!全然通せないじゃないか!?
そこで気づいたのです。内側のタングとアッパーの間から靴紐を通さずに
済む方法はシングルしかないのだ、と。
シングルならば外側のタングとアッパーの間から靴紐を出して、
内側のアイレットに入れる、この作業を3回やるだけなのだから。
気づいた時にはすでに遅し。
結局、せっかく磨いたアッパーをベタベタ触りながら、
それでもジョンロブはシングル通しすら通しにくく、
結局レースステイの革をグリンと曲げねば入らず、
余計なシワ入ってしまうと心の中で悲鳴を上げながらも、
曲げねば入らぬ状況に半分ヤケでなんとか通しました。
その後、アッパーを再度磨く羽目になったのは言うまでもありません。
そんなことをやっているうちに時すでに深夜となったわけでして。
ため息しか出ないとはこのことを言うんでしょうね・・・。
ジョンロブから靴紐を解いてはいけない、今日の教訓です。
TAGS: JohnLobb | 2011年1月8日