【MTO】John Lobb(ジョンロブ)/CHAPEL(チャペル)
今回のジョッパーブーツはこの冬に欲しいと思っていた靴でしたが、
いずれは欲しいと思っていたモノの中に、ダブルモンクがありまして。
ダブルモンクといえば、ウィンザー公がジョンロブに最初に作らせたウイリアムが有名ですが、
僕は現在紐靴ばかり、ストラップシューズは1足も持っておりません。
(過去には持っていましたが、合わずに手放しました。)
Wモンク、いずれは欲しいと思っていましたが、今回はそのいい機会ではなかろうか。
ジョッパーブーツをMTOしたあとから沸々と湧きあがった考えはいよいよ確信に変わり、
後日、再びLeather Soulへ出向きました。
この時対応してくれたのは日本語ペラペラのクニさん。
前回のように、MTO Feeのかからないモデルはあるかと聞くと、
「実はお客様にMTO Feeをいただいていなくても、私たちはJohn Lobbに対してFeeを払っています。」
つまり前回のJODHPURも実はFeeがかかっているとのこと。その上で、
「2足目MTOするなら、Feeはサービスするからどれでもいいよ。ただし、革の種類によって(厚さなどにより)できないモデルもあるから聞いて。」
との進言。本当にありがたい思いがしました。
余談ですが、例えばウイリアム2のスキンステッチは厚い革ではできない、とかあるようです。
そうと決まれば、早速モデル選びから。
ウイリアム2かチャペルか、Wモンクの2大看板、さぁどちらを選ぼうか。
(またまた画像をお借りして。こちらがWILLIAM2 ↓ カラーはPEWTER MUSEUM)
(こちらがCHAPEL ↓ カラーはPARISIAN BROWN MISTY)
クニさんは、ビジネス&フォーマルならチャペル、カジュアル兼用ならウイリアムとした上で、
「ウイリアムは変わった素材を使うと面白いよ!」
と、完成したばかりのスエード素材やバッファロー革のウイリアムを見せてくれました。
もちろんカーフもいいけど、確かに実物で見ると外しの素材がより魅力的!
逆にチャペルは形にも色気があり、プレーンな作りなので素材はきれいなモノがいい。
悩んだ末、今回は一枚の革を贅沢に使ったチャペルに決定しました。
革もしばらく考え込んだ末にミュージアムカーフのプラムに決定。
モンクは赤味がかったカラーと決めていましたが、チャペルには派手過ぎず、
落ち着いたトーンがいい、しかしムラッ毛もあり遊びが効いているプラムは最適かと。
これもクニさんにでき上がったばかりの完成形の実物を見せてもらい、一目で決定しました。
・CHAPEL ¥215,250 ⇒ $1630.00
(後日決済状況を確認すると、送料30ドルを含めて130,447円でした。)
サイズはこれまた5D。クニさんに相談したところ、
「ヒールカップが小ぶりだから#7000(フィリップ)より#8000(チャペル)の方がほんの少し小さく感じるけど、私(クニさん)は同じサイズ履いてるし、同じサイズで大丈夫だと思う」
という助言で5Dにしました。
この時、あつかましくもクニさんに
「先日のジョッパーもやっぱりミスティカーフにしてもらいたいんだけど・・・」
と言って無理やりねじ込んでもらいました(汗)。
こうして人生初のJohn LobbのMTOはすべて終了しました。
対応してくれたブライソンさん、クニさん、どうもありがとうございました!
今回のハワイ旅行は本当に贅沢な旅でしたが、
おかげさまで沢山の楽しみを作って帰国することができました。
そしてMTOの完成という先々の楽しみを糧に、
靴の品格に負けぬようこれから仕事や勉強に専念したいと思います。
ハワイ旅行記はこれで完結です。
完成は半年後となりますが、完成形のレポートは気長にお待ちくださいませ。
長いことお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
(ハワイ旅行記 終)