高島屋(タカシマヤ)にて。
ブレる心と高島屋詣で
僕にとって高島屋は正直あまり身近な存在ではありません。日本橋は銀座からは少し離れているため仕事帰りにフラッと立ち寄れるわけにもいかず、一方の新宿は人が多過ぎてあまり好きな街ではないので用がなければそう滅多に近づかないため、百貨店といえばどうしても銀座三越になってしまいます。しかしそんな僕が、最近高島屋に足しげく通っています。理由は色々とありますが、目下の目的はウィンドウショッピングと鼎泰豐(ディンタイフォン)。この数ヶ月でディンタイフォンに通い詰め、とうとうポイントカードがいっぱいになったので、当面の食べ納めに新宿高島屋で小籠包を満喫してきました。
ポイント20個で小籠包6個入りが2人前。絶好の機会ですので、ラインナップの豚、貝柱、ズワイ、蟹味噌、雲丹と、すべて制覇してきました(笑)。
僕は大好きな海老入り炒飯をオーダー。嫁さんは麺を頼み、お互いシェアーです。
蟹味噌と雲丹の広がる香りはなんとも贅沢。ついでに携帯クーポンでグラスビールもオーダーし、昼から2杯(嫁さんの分も失敬)、天にも昇る幸せを満喫。
嫁さんにはお詫びのマンゴー杏仁を。おかげで夢のような時間を過ごすことができました。
その後、二人で食べ過ぎたーと言いながら、その後しっかり腹ごなし代わりのウィンドウショッピング。と言っても、自分の場合はあれこれ見て歩くのではなく、毎度同じ場所に足を運んでは、毎回同じレザーバッグ(革鞄)をじっと眺めています。目標としているモノを見て「これを買うぞ!」と鼓舞をする行為、意思確認のような行為。店員さんには怪しい人に映っているかもしれません。
早いものでタカシマヤ友の会の積み立てもゴール目前に迫り、いよいよ現実味を帯びてきたレザーバッグ購入。しかし、ここに来て少し邪心が・・・。実は先日からある機械式時計が気になり始めており。なんとなく試しに腕にしてみたところ、想像以上に気に入ってしまい、さぁどうしたものかと。嫁さんや職場の人に聞くと、揃って「当然、時計!」というんですよね。手入れやケアの面、財産的価値、換金率等々、話す人それぞれ理由は違いますし、自分もすべてを受け入れるつもりはありませんが、気持ちはグラグラ揺れています。
道具としての必要性の他、ステータス、モチベーションなど、費用対効果だけで語れないこともあることも事実。悩めば悩むほど、どちらも今必要か?という第三の考えも浮かんでは消え、しており。やはり頭だけで考えるのではなく、実際に手に取り、そのモノから感じる感覚やインスピレーションを含めて今一度熟考が必要かと。レザーバッグと機械式時計、皆さんならどちらを選びますか?小籠包が食べれなくても、もうしばらく「高島屋詣で」は続きそうです。
2013年9月5日