【投資】アドバンス・レジデンス投資法人(3269)が合併来最高稼働率を達成
第6期 (中間)分配金を受け取りました。
アドバンス・レジデンス投資法人(3269、以下「ADR」)は、今年に入り初めて購入したJ-REITですが、記念すべき初分配金を受け取りました。これまで株式配当金ばかりでしたので、いつもとは違う時期に受け取る分配金はなかなか嬉しいものです。
【配当金】
種別 | コード | 銘 柄 | 配当金(1株) | 配当内容 |
---|---|---|---|---|
J-REIT | 3269 | アドバンス・レジデンス投資法人 | 4,597円 | 中間分配 |
そしてこちらが資産運用報告書。
こうしてJ-REITの報告書を見るのも初めてです。
まず分配金を見てみると、分配金の当初予想は4,500円でしたが、期初の公募増資により新規取得した14物件も寄与してか、予想を97円上回る4,597円となりました。J-REITの場合、収益は内部留保することなくほぼ全額分配に当てられますので、ダイレクトに恩恵を感じることができるところが何とも嬉しいところですね。
次に稼働率ですが、期間平均稼働率は合併以来最高の96.6%とのことで、住宅型リートにしては頑張っているのではないでしょうか。収益向上にはとにかく空室率を減らすことが何よりも重要なことですので、できる限りこの水準を維持し続けてもらいたいものです。
J-REITで気になるのはやはり地震ですね。特に日本は地震大国ですから、万一の際の建物の被害については気になるところですが、住宅型リートの中でもADRは比較的新しくしっかりした物件が多いように感じられます。もちろんいざとなれば修繕費は掛かるでしょうか、住宅型であるためにその影響は緩やかではないかと考えています。
今後も不動産投資の入口として、住宅型リートを少しずつ増やしていきたいと思っていますが、もう一つ気になるのが物流型リート。いわゆる倉庫関係のリートですね。圏央道周辺に新たな倉庫がドカドカ建設されているようですが、地震による影響はマンションなどよりも軽微ではないか、などと素人考えで勝手に想像しています。何よりインターネットショッピングがここまで発展していますから、ますます成長が見込めるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
とは言え、J-REITは全体的に上げ基調で、ADRについても前期末が19万円程度だったことを考えると、今のところはあまり旨味がないかと。当面様子を見ながら、チャンスがあれば積極的に狙っていきたいと思います。
ではまた。