意外に高額で取引されるユナイテッドアローズの株主優待券を売却
今季の冬物の買い物が終了、そして・・・。
ファッションが最も楽しく、また最もお金のかかる冬の買い物も大方終了しました。先日は当初予定をしていなかった重衣類も購入し、今年の買い物はほぼ打ち止め。
早々に今季の冬の買い物が終わり、恐らく来年の6月まで大きな買い物はしないだろうと考え、保有するユナイテッドアローズ(7606)の株主優待券をオークションで売却しました。
落札価格は1枚4,600円となり、思ったより高値で落札いただきました。この季節、冬物の買い物需要もあって普段より幾分高値になった気もします。昨年は使い切れずゴミ箱に放り込んだことを思うと悔やまれます。
金券取引は楽天オークションが有利?
ちなみに、オークションではヤフオク!より楽天オークションの方がこういった金券相場は全体的に高く取引されているようです。
おそらく楽天ポイントの期間限定ポイントの消化などの要因で需要が高く、時には額面金額よりも高く取引されることもあるようです。
書く言う私も貯まった楽天ポイントは楽天オークションで全国百貨店共通商品券やクレジットカード会社発行のギフト券などに変えて、主に実店舗の買い物に利用しています。
ただしユナイテッドアローズの株主優待券はあまり差はなく、どちらかというと季節的要因の方が大きく金額に反映するようです。
さて、落札された価格から株主優待割引率15%で逆算すると、1枚で3万円ちょっとの買い物をすればペイする計算です。
額としては自分で使った方がお得な気もしますが、最近ではユナイテッドアローズで買い物をする機会はほとんどなく、あっても宝の持ち腐れというのが正直なところ。
それならば買い物をする人に使ってもらい、買い物をしてもらえた方が会社としても幸せかと。
足が遠退いたアローズでのお買い物
株主として店頭でお買い物をしてお金を落とし、会社の利益に貢献したいところですが、プライベートブランドの商品が増える一方で、私の足はどんどん遠退いています。
正直、ユナイテッドアローズのプライベートブランドにはほぼ興味が湧かない状態で、その点ではトゥモローランドの企画力は魅力的に映ります。
個人的な考えでは、“日本企業のプライベートブランドなら日本製にこだわってもらいたい”と思っており、日本製が増えれば考えも変わるかもしれませんが、株主総会で話を聞く限りでは「チャイナ・プラスワン」を掲げている状況下、中国から他のアジア諸国へ生産シフトは進んでも、海外生産路線は変わらないようです。
(そもそもデザインや価格など、様々な要素を見ながら買い物をしますので、たとえ生産国が変わっても気持ちが変わるかと言われれば疑問ですが・・・。)
(株主優待券を利用した買い物)
【BUY】New Balance(ニューバランス)/M576 UK 25th Anniversary(2013年8月8日)
売却益を合算したら立派な高配当銘柄
配当金と今回の株主優待券の売却益を合算すると、現在の株価と業績見通しから試算して配当利回りは4.4%程度、かなりの高配当銘柄ということになります。
ちなみに私が投資した当時の株価は1,980円と今の半分程度でしたから、株価上昇によるキャピタルゲインと年8.8%程度のインカムゲインを享受できていることになります。ただただ感謝しきり、頭が上がりません。
業績も引き続き堅調、アパレル業界では誰もが認める勝ち組でしょうし、財務体質や収益性も、同じく私が保有している米国株のRalph Lauren(RL)より優秀。
今後はむやみに分散投資は避け、こういう銘柄をじっくり探し、ある程度まとまった数を保有する方がいいのでしょうね。
なお、今回売却した株主優待券の収益は、先日購入したMACKINTOSH(マッキントッシュ)のCHRYSTON LONG(フーデッドコート)の購入にしっかり充当させていただきました。
高価な買い物も手が届く、なんとも嬉しい副収入となりました。