2014年最後の株取引(2銘柄売却)
新たな売却ルールの追加
今年はもう取引をしないで年末を迎える予定でしたが、思うところがあり、最後に2銘柄の売却を決めました。
2015年の投資目標を考える中で、より明確な売買の基準・ルールを決めようと考えるうち、新たに設ける売却ルールに「日本株は取得単価の100%(2倍)」、「J-REITは取得単価の50%(1.5倍)」でそれぞれ利益確定をするルールを加えることにしました。
ちなみに、これまでの日本株の売却ルールは「①2期連続でEPS(1株利益)がマイナス(見込み)となった時」、「②PERが20倍を超えた時」の2つでしたが、ここに「③取得単価の100%に達した時」を加えます。
そして、この新ルールに該当したのが2銘柄、旭化成(3407)と日本賃貸住宅投資法人(8986)を今回それぞれ売却、利確しました。
(日本株+100%、J-REIT+50%で売却)
旭化成のような優良銘柄ですと、ついつい手放すのが惜しくなってしまいますが、株はコレクションではないので、売り時もしっかりしなければ、と言い聞かせ今回はきっちり売却。
過去には日揮(1963)やユナイテッドアローズ(7606)も+100%を超えたものの、放置していたらズルズルと下降して現在では+60%ちょっと。マイナスではないものの、完全に売り時を逃していましたので。
今回の2銘柄についても、仮に保有し続け、売却益分を配当で得ようとすると、今後10年はかかる計算ですから、この機会にきちんと売却し、この売却益をもとに他のバリュー銘柄に再投資したいと思います。
(今年のアセットアロケーション目標もほぼ達成)
さて、年末までのアセットアロケーションの構成比率目標は、(日本株65%、外国株15%、リート15%、その他5%)としておりましたが、今回の2銘柄売却でほぼ目標達成となる公算です。
自分でも驚きの理想的な数字に収まりそう。結果オーライとは言え、これは嬉しい!
(突出していた「3.中間」が幾分引っ込んだ形)
最後に余談ですが、外国株の売却ルールについては今のところ「①2期連続でEPS(1株利益)がマイナス(見込み)となった時」以外は設けていません。
外国株は株価だけでなく為替も絡みますし、PERやROEも日本株より高めなので、日本株以上に売りの判断が難しいです。
当面は、外国資産は持っているだけである種のリスク回避になっていると考え、積極的な投資は基本的に円資産で実施していき、外国株は緩やかに運用していく予定です。
2014年の投資に関する総括と2015年の投資方針についてはまた改めて。