外で楽しむ日本酒、我が家で嗜む日本酒
日本酒の贅沢な味わい方
先日、接待で使ったお店で出された日本酒が驚くほど美味しくて、料理と相まって至福の時を過ごすことができました。嗚呼、やはり日本料理には日本酒だなぁと。
フルーティーでスッと喉の奥に消えていく味わいがいたく気に入り、銘柄を控えて帰宅。いただいたのは福島・廣木酒造本店の「飛露喜」という日本酒でして、検索すると結構なプレミアがつけられて販売されているんですよね。
人気が高いので手に入りにくいから致し方ないのでしょうが、贈答用ならまだしも、夕食のお供には高価で、とてもじゃないけど手が出ません。
それに、我が家の夕食にそのお酒が合うかと想像してみれば「う~ん」となるわけで、自宅で飲むにはちょっともったいない気がします。
突き詰めて考えてみれば、料理を引き立てるお酒ゆえに、飛露喜のような日本酒はやはりしかるべきお店で、料理と一緒にいただくのが相応しく感じてきます。
そんなわけで、日本酒を買い求めるのではなく、お店に出向いて料理と共に楽しもうと、結婚記念日のお祝いにそのお店を予約しました。
当日「飛露喜」が入っているかはわかりませんが、またその時々の料理に合った日本酒に巡り合えればそれで十分。来月の結婚記念日が待ち遠しいです。
(埼玉の地酒「直実」と「神亀」)
さて、一方で定価で買える身近な日本酒を、ということで、先日自宅用に地元埼玉のお酒を2本購入しました。
権田酒造の「直実(なおざね)」は熊谷市の祖父母の家で昔から愛飲されているお酒、神亀酒造の「神亀(しんかめ)」は以前から飲んでみたかった蓮田市のお酒です。
以前、山梨の「七賢」が手頃で美味しかったのでお正月用に買おうかと思っていましたが、せっかく飲むなら地元埼玉のお酒を楽しもうかと思い直し、近所の酒屋で購入。
自ら足を運んでそれぞれの土地の地酒を味わうのも贅沢ならば、地元の地酒を日々嗜むのもまた贅沢。どちらも日本酒を美味しくいただく方法ですよね。
さて、私は今日で仕事納めです。今年一年の労をねぎらいながら、嫁さんの料理に舌鼓を打つとします。もちろん日本酒と共に・・・。
それではまた!