結婚記念日に江戸肉割烹 さゝや(築地)に行ってきた
6度目の結婚記念日を肉三昧で乾杯!
築地駅からほど近い場所にあるにも関わらず、一本細い路地を入った場所に、まるで世間の喧騒から取り残されたかのような、ひっそりと佇むお店があります。
「江戸肉割烹 さゝや 築地」
このお店に嫁さんを連れて行ってあげたくて、結婚記念日のお祝いに、と予約をして2人で訪れました。
(古民家を活かした店構え)
古民家を活かしたハイカラな雰囲気のお店は、牛・鶏・馬など、様々な種類の厳選されたお肉を心ゆくまで堪能することができます。
コースは毎月変わり、価格帯は大きく2種類ありますが、今回はせっかくなので「江戸焼き」の味わえる上のコース「寒紅梅」を注文していました。
(ビールに続き飛露喜の無濾過生原酒)
まずは食前酒の甘酒で乾杯、といきたいところですが、しっかりアルコールを飛ばしているとはいえ酒粕の苦手な嫁さんはパス。ということでビールとグレープフルーツジュースで改めて乾杯。
その後、メニュー以外の日本酒で何があるかを伺ったところ、この日も「飛露喜」があるということなので、もちろん注文。やったね!
(まずは先付をいただく)
食前酒の甘酒に続き、先付には大沼牛タンとセリの白和え(左下)、せせらぎ豚と金柑の林檎酢(左上)、そして筑前煮。嫁さんは白和えがいたく気に入った様子。私はせせらぎ豚の食感に早速満足♪
その後、果肉の厚い梅椀が出てきてさっぱりとお口直し。
(絶品の桜肉のお造り)
次に出てきたお造りもやはりお肉。会津産桜刺し(タテガミとレバー)はいつ食べても絶品です。添えてある山ワサビかニンニクの効いた会津産の辛味噌を付けていただきます。
ちなみに妊娠中の嫁さんには百合根豆腐が出されました。ちょっと物足りなそうでしたが、仕方がないですね。百合根豆腐も優しい味つけで美味しかったです。
(香り高い炉端焼き)
炉端焼きは、黒毛和種赤城牛のリブロース(左)と健見鶏のモモ(中)、それから築地安達屋の生揚げ田楽と小さいけれどしっかり甘いあま王。どちらも炭焼きにより香り高く、柔らかくて美味しかったです。
(3杯目は「あたごのまつ」)
ここで別の日本酒に変えようと、こちらもメニューにはなかったもう1種類の日本酒「あたごのまつ」を注文。こちらもフルーティで美味しい!
その後、強肴として和牛の林巻風呂吹き大根をいただき、いよいよ・・・。
(メインの焼鉄は江戸焼きで!)
焼鉄の登場!焼鉄は味噌仕立ての「江戸焼き」か、フォアグラを使った「モダン焼き」の2種類から選べるそうです。今回はオーソドックスに江戸焼きを選択。
ここでも大沼牛のリブロースや北海道・時兼畜販のホルモン、そして築地駅4番出口すぐのところにある家族経営のお豆腐屋「安達屋」さんのきつね(油揚げ)や観世麩などを堪能。もう幸せです。。
味の濃いこだわり玉子でお肉をいただいた後は・・・。
(あとご飯で江戸焼きを最後まで堪能)
江戸焼きのお味噌を使って締めのご飯。もうお腹パンパン。あとはデザートを待つだけ・・・なのですが、ここでお店からサプライズ。
(結婚記念日の粋なサプライズ)
こういう対応は嬉しいですね。おかげでいい思い出になりました。
最後に柿を使ったデザートで締め。
主に我々の給仕をしてくださった女将さんは常に嫁さんに気遣って下さり、何かと細かく配慮してくださったので、結婚記念日のお祝いに選んで本当に良かったです。
美味しい食事を堪能しながら夫婦で子供の将来や名前の話など、時間を忘れて盛り上がり、おかげで久しぶりに夫婦水入らず、濃い時間を過ごすことができました。
雰囲気のあるレトロな空間も楽しめますし、また、お酒の種類も豊富にありますから、肉料理も絶品ですが、お肉だけでなくお酒も楽しみたい方や量はあまり食べられないという方には、1ランク下のコース(12月はこちらをいただきました)でも十分楽しめると思います。
女将さんに「子どもが生まれたらまたぜひいらしてくださいね」と見送っていただき、帰路に着きました。はい、またお邪魔します。今度はぜひ子供を連れて3人で!
「江戸肉割烹さゝや 築地」
東京都中央区築地2-2-5
03-6264-0929