男の子、女の子
のびゆくすがた
「体重は・・・大体1,100gってところかな。大き過ぎず小さ過ぎず、はい、順調ですね」
と医師が行った後、唐突に訪れた運命の瞬間。
「ところで、一応聞きますが・・・性別、どっちかもう知りたいですか?」
もう確定ですか?という嫁さんに対して
「うん、もうはっきりわかったので」
・・・先生、そのいい方で何となく察しがついちゃったんですが・・・(汗)。
我が家の第一子は、どうやら男の子のそうです。
ドキドキのパパ見習いとは対照的に、ウチの嫁さんは「あぁやっぱりそうだと思った。女の子な感じが一切しなかったもん」と早くも母親の勘とやらを発揮していました。
他はわかりませんが、周りに聞けば、大体母親はお腹の中の子の性別について、医者に言われなくとも何となく察しが付くみたいです。すごいですね、母親って。
ずっと知りたかった性別、どっちでもいいという嫁さんとは対照的に、できるなら男の子がいいとずっと思っていた自分にとっては朗報。
一瞬心の中でガッツポーズをとったものの、女の子だったらまたどんなだったかな?と、あれだけ知りたがっていた割に、分かったらちょっと複雑な気分に。
自分が男兄弟に育ってきたので、1人目が男の子という安心感はありますが、女の子だったらまた違った愛くるしさがあったろうに、などとないものねだりをしてしまいます。
我が子は今日も母親のお腹をポコポコ叩いて、スクスク元気にやっています。
わがままは言いません。あと3ヶ月、とにかく無事で元気に生まれてきてくれることだけを願っています。
毎日1ページずつ、本でお腹の中の成長過程を追いながら、我が子に会える日を思って日々楽しみを膨らませています。
2015年1月30日