J.M.Weston #705 チェルシーブーツのジレンマ
愛着が増すほどに募るもどかしさ
この冬は頻繁に履いたJ.M.Weston(ジェイエムウエストン)#705(チェルシーブーツ)。
今季は雨でも雪でも気にせず履いていたのですが、結果としてチェルシーブーツの良さを再認識することになりました。
(過去の記事)
(雪も弾く革の良さ)
雪の日もこの通り、アッパーが水を弾き、油分をしっかり含んだ極上の革だということを改めて実感しました。
またケアについても、軽くブラッシングをするだけでしっかり光ってくれるので、磨く人を喜ばせてくれます。
(左右の非対称なシワ)
履きシワはだいぶくっきり入ってきました。
足のサイズが違うのでどうしてもシワはなかなか左右対象とはいきませんが、少しずつ自分のモノになっていくのを感じて嬉しくなります。
(端正な横顔)
一方で、インソールの固さは履き始めた頃から一向に変わりません。
さすがにもう慣れましたが、平坦で固い印象のインソールは、足裏の形状に合わせて沈み込んでいくような様子も今のところ見られません。
ソールにコルクは入っているのでしょうが、クラシックシリーズは全般的に固めだと聞いたことがあります。
(ブラッシングだけでこの艶)
残念なのは、愛着が増すほどに様々なシーンで履きたいのですが、カラーがブラックということもあって、スーツ以外の合わせ方がなかなか思いつかないこと。
お洒落偏差値が低い自分には、チェルシーブーツを活かし切れていない気がずっとしていて、履くたびに嬉しさと悩みの狭間で葛藤。もどかしくて仕方がありません。
春の足音が近づいてくるにつれ、否が応でもチェルシーブーツの出番は少しずつ減ってしまいますので、それまでに何とかスーツ以外の合わせ方を模索していきたいのですが・・・。
僕にとっては難しい春休みの宿題です。
TAGS: Boots・J.M.Weston | 2015年3月15日