スーツの復権、ブーツの帰還
ドレスブーツの準備
少しずつ衣替えを進めている今日この頃。そろそろスーツを、と久しぶりにクローゼットから引っ張り出し、来るべき時に備えてコツコツ準備を進めています。
引っ張り出すのは新鮮で楽しい作業なのですが、逆に夏物を仕舞うのにはかなり時間が掛かっており絶賛渋滞中。
夏に着用した衣類をクリーニングに出すべきかブラッシングで済ませるか、汗黄染みが出ないよう念洗いをすべきかなど、来年また着る時のことを考えて一着ずつ順に確認しており、毎度のことながらえらく骨の折れる作業です。
(バークレーのKMスーツは2パンツ)
さて、現在手持ちのスーツですが、パンツの仕上げの違いで大きく2タイプに分かれています。
1つは膝下ストレートのハーフクッション、もう1つは裾にかけてテーパードを効かせたノークッション。後者のスーツはドレスブーツ専用として着用しています。
(チェルシーブーツとジョッパーブーツ)
ドレスブーツというのは、J.M.Weston の 705(チェルシーブーツ)と John Lobb の JODHPUR(ジョッパーブーツ)のこと。手持ちのドレスブーツはたったこの2足。
時々オールデンのタンカーブーツやサンダースのマッドガードを合わせたりすることもありますが、そのためにパンツを用意するのは贅沢と言えば贅沢。
ですが、ブーツを履くことでスポーティーで軽快な印象になり、何より好きなブーツをビジネスの場で履ける利点もあり、特に気に入ったスタイルなのでどうしても用意したくなるんですよね。
(磨けば応えてくれる上質なカーフ)
前回のワークブーツに引き続きドレスブーツもクリームを入れて念入りに準備。
クリーム選びは完全にその時の気分ですが、この日は現在すでに廃盤となったコロニルのディアマントを塗り込んだ後、Saphir Noir Creme 1925のニュートラルで磨きました。
先日シロさんに、クレム1925を塗り込む際に水を含ませるといいと伺ったので試したところ、塗り込むうちからワックスを塗ったような光沢が出て、磨きあがりも一層艶が出ました。ありがとうございます!
(過去の記事)
(衣替えそっちのけで靴磨きに没頭)
ブーツはもう何足あっても欲求は尽きないのですが、どうしても履けるシーズンが限られてしまうこともあり、自制心が働いて手が出ません。収納もいっぱいですしね、我慢我慢・・・。
今週久しぶりに手入れをし、身に着けたスーツとブーツ。身体をしっかりホールドするせいか気も引き締まる思いがしてとても新鮮でした。
夏休みボケが未だに抜けない頭を何とか正常に戻そうと四苦八苦していましたが、身だしなみを整えることが気持ちを切り替えるのに一番手っ取り早いかもしれません。
まだクールビズは続いていますが、一足先にスーツにネクタイを締めての通勤。これからの季節、日々変化する季節を楽しみながら、充実した毎日を過ごしていきたいものです。
それではまた!
TAGS: Boots・J.M.Weston・JohnLobb | 2014年9月23日