ニュートラルクリームで磨く
噂のSaphir Noir Creme 1925を使ってみた
Tricker’s(トリッカーズ)のM7195 Cap Toe Country Shoes(キャップトゥカントリーシューズ)を購入以来、色付きのクリームではなく無色のニュートラルクリームで磨くことが多くなりました。自然な色落ちが描くムラ感や、奥行きある、透明感のあるエイジングに惹かれてのことですが、これはUnion Works(ユニオンワークス)の店内を飾るブーツたちの影響によるところが大きいのかもしれません。
また、最近では薄く塗布しているつもりの乳化性クリームも少しずつ表面に堆積してきており(コバ周辺の磨きにくいところが特に・・・!)、しばらくの間は無色のクリームで磨きながら、表面も整えていこうかとも考えています。
そんなわけで急に需要の増したニュートラルクリームですが、普段愛用しているM.モゥブレィのニュートラルクリームはあっという間に底を尽きたので、新たなニュートラルクリームを補充しました。
- Saphir Noir(サフィールノアール)/CREME 1925(クレム1925)
- Color:ニュートラル
- 75ml
靴好きの方の多くが愛用しているというSaphir Nor(サフィールノアール)のCreme 1925(クレム1925)、以前から興味があり、遅れ馳せながら今回ようやく試せることに。ニュートラルですから靴の色の相性や着色力の強弱を気にすることなく使えますので、いつもよりちょっぴり高価でもまず失敗はないだろうと1瓶購入。しっかり一本使ってその良さを確かめてみようと思います。
ちなみに、ニュートラルクリームで磨き続けることで生まれる、透明感ある自然な褪色、そんなエイジングを特に楽しめそうな靴を選抜してみました。
使ってみて感じたのは、クリームの伸びが良く、浸透性が抜群に高いということ。ビーワックス配合のクリームは粘度が強く、ちょっと使いにくかったのですが、こちらはとても使いやすい。当然、ビーズワックスやカルナバワックスが配合されている分、磨きあがりの艶は普段よりも何割増しかしていると感じます。
一方、もう一つの売りであるシアバター配合という謳い文句については、恐らく保湿面に効果を発揮するものと思いますが、こちらはもう少し使い続けて検証してみる必要がありそう。しかし、香りはとても高貴でいい香りで心躍ります。ちなみにこちらのクリームは成分表記が「乳化性クリーム」ではなく「油性クリーム」なんですよね。油分が特に強いのでしょうか。
磨くたびに毎回少しずつですが色抜けしています。しかしいまだ表情に変化はなく、まだまだこれからといったところ。下地にコロニルのディアマント、その上からサフィールノアールのクレム1925というコンビで、しばらく補色はせずに経過をウォッチしたいと思います。
それではまた!