【BUY】Tricker’s(トリッカーズ)/M7195 Cap Toe Country Shoes(キャップトゥカントリーシューズ)
嫁さんからの誕生日プレゼントとして購入し、そのままリペアを依頼していた靴が先日届きました。購入、そしてリペアと、一貫してお願いしていたのはUnion Works(ユニオンワークス)銀座店。
オンとオフ、服装を変えて2度ほど足を運び、店員さんにも親身に相談に乗っていただきながら、結果として納得の靴を手に入れることができました。
- Tricker’s(トリッカーズ)/M7195
Cap Toe Country Shoes(キャップトゥカントリーシューズ) - Color : Marron Antique
- Size : 6(注 サイズアジャスト済)
- Last : #4444
トリッカーズのキャップトゥカントリーシューズです。定番のフルブローグ(ウィングチップ)には全く惹かれなくて、いっそMTOしようかとも考えたのですが、時間もかかるし、オーダーするほどこだわりのあるデザインも思いつかず。そんな中、ユニオンワークスでこちらのキャップトゥシューズを見つけ、何度か試足をさせてもらいました。
この飾り気のない大きなキャップトゥがとにかくカッコイイ。オンにはいささか無骨、オフには若干フォーマルな印象、というこのギャップが今回の求めているところ。さらにトゥをグルッと囲う張り出したコバも相まって、そのボリューム、存在感といったら。
今回はマロンアンティークを数少ない条件の1つにしていました。可能な限りどこでも履ける汎用性を求めると自然とマロンに行き着きました。マロンは手入れ次第で深色も褪色も楽しむことができ、その人の個性に染めやすく、その面白味も今回ぜひ楽しみたいと。
ラストは#4444。ドーム状のつま先の盛り上がり加減は#4497と比べると結構高め。トゥも若干ポインテッド?でトリッカーズの中ではドレッシーな方のラストのようです。トゥ周りに目が行きがちですがヒールカップのすぼまったような形状も特徴的で、踵の小さな自分にとっては好都合。
サイズは若干大きめでしたので、オプションでサイズアジャストしてもらいました。この類いの靴はつま先の自由は確保しつつ、甲から足首回りでホールドするので、今回厳密なフィッティングは求めませんでした。とりあえずソックスは薄手のホーズから厚手のソックス両方で試し、ヒール抜けがないか、靴の中で滑らないか、つま先は動きすぎないか、といった点を確認し、晴れて購入に至った次第。
いつでもどこへでも履ける屈強さを求めていただけに、ダブルソールは必須。その他ガゼットタンや、ストームウェルトといったカントリーブーツの基本仕様は必要不可欠。
ソールはレザー。どこへでも、というなら本来ラバーソールなのですが、歩き心地の点と、ダイナイトでもハーフラバーでもレザーより蒸れを感じるのでそのまま。返りが付くまでトゥにはトライアンフのジェリーフィッシュを装着してもらうことにしました。
これまでブーツでしか縁のなかったトリッカーズゆえ、短靴を手にしてトリッカーズの良さを再認識しています。33歳の誕生日を迎え、新たな1年をこの靴と共に、たくさんの思い出を築いていけたら、と思う次第です。
長文にお付き合いいただきありがとうございました!
TAGS: Repair・Tricker's・UnionWorks | 2013年5月12日