この夏、ラコステを選ぶ理由
これまでコツコツ買い集めていたLacoste(ラコステ)のポロシャツ。正直ポロシャツはフレッドペリーだってラルフローレンだってよくて、特にこだわりもないのですが、それでもラコステのポロシャツを手に取る理由はその普遍性ゆえでしょうか。着るものに迷った際、手に取って間違いない安心感。正直フレッドペリーのボーダー襟袖に惹かれる時もあるし、ラルフローレンの気高い佇まいに憧れることもありますが、一過性の衝動が通り過ぎると再びラコステに戻ってきます。
多少かしこまった席でもさほど失礼なく感じるのは、ラコステのブランド力の持つ背景によるところでしょう(その辺はブランドバリューを上手く取り入れてみたい・・・過去のエントリ)。ラコポロは自分にとっては少し短丈なので(単なる胴長なだけかもしれませんが)、ショートスリーブよりロングスリーブの方が、バランスがとれて好きです。
夏の暑い時は七分袖が重宝します(こちらになるとポロシャツではなくカットソーの類いですが)。個人的には七分袖が一番カッコいいのでは、と一方的な信頼を寄せています。そのまま着ても良し、少し捲し上げても良し。とにかくこの袖丈の加減がカッコイイ。
襟もどちらかというとポロカラーでなくスモールカラーの方が好き。ボタンダウンの作るふんわりした襟感も嫌いじゃないですが、スポーツシャツとは一線を引く意味で襟の形は結構重要だったり・・・いや単に好みの問題ですね(照)。
で。こちらはラコステの元祖ビズポロ。
結構色が明るく出てしまいましたが、もう少し暗めです。昨年のEDIFICE(エディフィス)とのコラボ商品。身幅がぴったりとかなりタイトで、着丈はパンツインできる十分な長さ。
ワンポイントやロッカーループがトリコロールになっています。アイスコットンといい、BROOKSCOOL(ブルックスクール)といい、機能性素材には関心があります。このアイスコットンは秀逸で、作りはタイトですが、とにかく通気性が良く、アイスコットンの生地のシャリ感が汗で肌に張りつく不快感を感じさせません。アイスコットン素材のビズポロは長袖も欲しいところ・・・。
ポロシャツというよりはドレスシャツを意識した色を集めてしまいます。クールビズも始まり、暑さが増すごとにオンもオフもワニたちが席巻しそうな予感。手抜きと言われてしまいそうですが、それを甘受するだけの価値があるように思います。
この夏も大いにお世話になります。