【MTO】John Lobb(ジョンロブ)/JODHPUR(ジョドファー)【完成】
先日、ちょっと触れたEMSの件。
(だいぶレポートが遅くなり、申し訳ありませんでした・・・。)
さて、箱の中身は、といいますと・・・。
シューホーンとIsland Vintage CoffeeのキャンディとLeather Soulのボールペン。
それから例のアノ黄色いシューズボックスが2つ・・・。
さらにシューズボックスの中身には、黄色の袋に包まれたモノが・・・。
(いつもこの瞬間が一番ドキドキしますね。)
中身はこちらです。
- John Lobb/JODHPUR
- Size(Length) : 5
- Size(Width) : D
- Last : #8695
- Leather : Dark Brown Misty Calf
去年の今頃からずっと欲しかったジョッパーブーツ、ようやく手に入れることができました。
感無量です・・・。
他のメーカーのジョッパーブーツと大きく異なるのはストラップの巻き方でしょうか。
ジョンロブのジョドファーはストラップがバックステイ部分でクロスして、
前向きに留めるのが特徴的。
裾口からさりげなくストラップとバックルが覗き、プレーンな足元にサイドから
アクセントを加える効果があり、大変よく計算されているように思います。
このジョドファー、元々乗馬靴から派生したブーツゆえの実用性は備えつつ、
他のメーカーのジョッパーブーツに往々にしてある、一見ゴム長靴のような
野暮ったさはなく、全体的にエレガントな印象に仕上がっています。
きれいなラウンドトゥのラストはウィリアムなどでも使われている#8695。
ジョンロブの中では実直な印象のラストです。
#7000や#8000など、プレステージラインで使われているラストよりも
気持ちゆとりがあるとの前評判だっただけに、唯一サイズ感が気になっていましたが、
#7000と同じく#8695も5Dでピッタリでした。
ただ、言われてみれば#7000などと比べてヒールカップが若干大きいかなぁ、
いう印象もありますが、気になるほどではありません。
特に今回は短靴ではなくブーツでしたから、まったく問題ありませんでした。
ブーツと言えばトリッカーズのカントリーブーツを思い浮かべますが、
カントリーはくるぶしが当って痛くなったりするのに対し、
このジョドファーはアッパー側の革とヒール側の革の絶妙な関係で
ブーツゆえの窮屈さや痛みはありません。
脱ぎ履きも楽だし、甲からヒールにかけてしっかりホールドしてくれるので、
ストラップをきつく締める必要もありません。
ストラップ自体もかなり細いですし、このジョドファーのストラップについては
装飾としての意味合いの方が強いのかもしれませんね。
(余談ですが、この横からのアングルが大好きです・・・照。)
到着後、早速職場に履いて出掛けました。
靴の表情となるシワ(プレーントゥゆえ)も入り、履くほどに愛着が湧いてきます。
Leather Soulではダークブラウンのミュージアムカーフが店頭に並んでいましたが、
オンでもオフでも履くことを考え、ムラ感の抑え目なミスティカーフをチョイス。
パッと見の派手さはないですが、履いてみると、オンでは華やかに、
オフではシックな印象が出て、いずれのシーンでも足元がアクセントになり、
MTOした当時の自らの選択に満足しています(笑)。
まだ寒い日が続くおかげで今シーズンの履きおろしになんとか間に合いました。
週末は靴磨きをしながら、さらにジョドファーの良さをじっくり堪能したいと思います。
そしてジョドファーと共に届いた靴はもう一足。
そちらはまさにジョンロブらしい華やかな一足でした。
このお話はまた実際に履いてから追ってレポートしたいと思います。
長文にお付き合いいただき、誠にありがとうございました!