【BUY】OLIVER PEOPLES/DENTON(ブルーライトカット眼鏡)
顔に眼鏡をトッピングする
お洒落な眼鏡(クラシカルな雰囲気の眼鏡)に憧れるものの、意に反して全くもって似合わない、何とも恨めしい自分の顔。
眼鏡の力を借りて知的に見せようとする欲深な表情が、眼鏡越しにも透けて見えてしまっていけません。
自分が個性的な眼鏡に惹かれるのは、自分に自信が無い証拠では?とはたと気付き、眼鏡に威を借りたいだけなのではないかと思えてきました。
(過去の記事)
眼鏡の存在が前面に出るほどに間が抜けて見える。これではイカンと思い直し、一からやり直した眼鏡選び。
セルフレームという条件以外は一旦白紙に戻し、とにかく自分の顔に合うフレームを探そうとするものの、せっかく買うなら存在感が欲しい、という貧乏性ゆえのジレンマに苛まれながら、ようやく折り合いをつけたのがこちらのフレーム。
(付属のメガネケース)
付属の眼鏡ケースにはおなじみの「○○▽▽□□」というロゴマーク。
パカッと開けると・・・。
(悩んで選んだウェリントン型眼鏡)
オーソドックスなウェリントン型のフレーム。
試着を繰り返す中で、自分にとって最も相性の良かったのが、スタンダードなウェリントン型でした。
(OLIVER PEOPLES/DENTON)
選んだのは、OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)のDENTON。
かけることで表情にプラスの効果を与えつつ、表情に自然と溶け込む、そんな微妙なバランスを叶えてくれる眼鏡です。
(ワンポイントもギリギリOK)
フレームにあしらわれたワインポイント。多少気掛かりでしたが、装着してみるとさほど気にならず、自然と溶け込んでくれました。
セルフレームのため、ボリュームがあるように見えましたが、ユニセックスで使えるよう全体が小ぶりにできているため、程よく顔に収まってくれます。
(奥行きのあるカラーが大好き)
カラーは”362″という、ダークブラウンに斑の混じったフレームで、シーンによってはブラックにも見える奥行きのある色。
靴はいつもブラウンが多いので、そこはベルト同様、眼鏡も靴に合わせています。眼鏡やベルトに限らず、装飾小物は全般的にブラウンが多いかもしれません。
(ブルーライト40%カットレンズ)
肝心のブルーライトカットレンズは、40%カットのクリアレンズを選択。
JINS PCの50%カットレンズはレンズが茶色がかっていましたが、こちらのクリアレンズは若干色味が入っているように見えるものの、自然な透明度で傍目から見ても違和感はありません。
パソコン等近距離を見ることが前提のため、度数はさほどきつくしませんでしたが、乱視を矯正するだけでだいぶ可読性が向上し、見やすくなりました。
(理想と現実の違いが顕著な眼鏡選び)
購入前は、”鯖江の職人が作ったフレームがいい”とか、”クラウンパントがクラシカルの中にも知性が漂ってカッコイイ”とか、まぁ色々と考えていたわけですが。
好みの眼鏡はことごとく似合わず、理想と自分に合う眼鏡との間には相当な乖離があることを身を持って体感。
同時に、色や形、大きさなど、眼鏡という小さな道具の中に様々な要素を加味して総合的に判断しなければいけない眼鏡選びの難しさを知り、洋服や靴以上に巡り合いだとつくづく感じました。
苦労した甲斐あって、ようやく手にしたこのDENTONは、終日かけていても疲れず、とても気に入っています。
眼鏡は”トッピング”と捉え、あくまでも雰囲気の”ちょい足し”ぐらいで考えた方が、結果的にお洒落に映るんでしょうね、きっと。
(常に携帯する道具が増えました)
そんなことを考えているうちに、フレームもいくつか揃えたいという物欲がムクムクと膨らんできましたが、最後にレンズ代が乗っかってきた途端、現実に引き戻されました。
レンズって実はとても高いんですね・・・。これまでJINSやZoffの価格がスタンダードだっただけに少しビックリ。
フレーム選びの楽しさに目覚めかけていましたが、おいそれと増やせる身分ではないことを実感。物欲にはまだしばらく眠っていてもらおうと思います。
TAGS: Glasses・OliverPeoples | 2015年4月28日