春は明るいスエード靴を履いて
Gaziano & Girlingのスエード靴
すっかり桜も散り、新緑が席巻する季節の到来。
緑が眩しく映える夏へと向かう、1年で最も躍動的なこの季節。そんな陽気に誘われて装いも明るく軽やかなモノを選び始めています。
Gaziano & Girling(ガジアーノ&ガーリング)のSt James Ⅱ(スエード靴)もそんな春アイテムの1つ。
(過去の記事)
【BUY】完成されたラストにみる価値 Gaziano & Girling(ガジアーノアンドガーリング)/ST JAMES 2(セントジェームスツー)(2012年9月27日)
(Gaziano & Girling/St James Ⅱ)
これまで様々なメーカーの既成靴を履いてきましたが、その中でどれが一番自分の足にフィットするかと聞かれたら、悩んだ末にこの靴を挙げると思います。
小ぶりのヒールカップや低めの甲など、このラスト(TG73)は自分の足と特別相性が良く、加えてスエードの柔らかさと相まり、一切のストレスを感じることなく、薄皮で足を包むように常にしっくりと収まってくれます。
(さすがにもう慣れたスクエアトゥ)
まだブランドの歴史の日が浅いせいか、日本ではさほど人気がないように感じますが、個人的には日本人の足にもよく合う、とてもイイ靴だと思います。
ビスポークすれば自分にとって最適な靴が仕上がるのでしょうが、いまだ未体験の現時点では最も相性の良いドレスシューズ。
春雨にも強いスエードですから、天気の不順なこの季節にはなおさら重宝します。足元を明るく照らし、軽快感を与えてくれる、まさに春に打ってつけの一足。
出掛け前にスエードにザッとブラシをひと掛け。引っ張り出した薄手のジャケットを身にまとい、今日も街へと飛び出します。
TAGS: Gaziano&Girling・Suede | 2015年4月14日