【投資】新たに「日本債券インデックスe」の積立を開始

投資・マネー

国内債券と他の資産との相関係数を考える

正直、これまで資産における国内債券についてのイメージは大変悪いものでした。

日本国債を多く含み、利回りも低い。投資に値しないほどの薄利で、インデックスファンドの場合、やもすれば信託報酬を引いたらマイナスになるのではないか、と言うような代物だと考えていました。

キャピタルゲインも株式ほどの旨味はないし、どうしてもリスクを取りたくない人が投資する、定期預金と大差のない商品だと、ずっと思っていたわけです。

しかし、前回書いたアセットアロケーションの見直しにあたり、現在の資産配分をもとにリスクを見ると、このままではいずれ許容できなくなる数字であり、何とか軽減しなければと思い始め、改めて国内債券について考えることになりました。

(過去の記事)

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【投資】ライフステージに合わせた資産配分を改めて考える(2015年5月21日)

国内債券は、他のほとんどの資産に対し逆の値動きを示す、相関係数がマイナスの資産で、国内債券を組み入れることで、理論上はリターンを変動させずにリスクだけを軽減することも可能になります。

同時に、先月末に株式を処分して現金化しており、その現金はこのままタンス預金していても何ら利益を生まないため、次の投資先について検討している中で、国内債券への投資を決めました。

さて、国内債券といってもどの商品を選ぶか?

多くのインデックス投資家の方々が投資している個人向け国債(10年物)は、自分の場合、この先いつ急場が訪れ、現金化するとも限らないのでパス。

そこで、取っ掛かりやすいインデックスファンドで検討する中、ニッセイアセットマネジメントの「購入・換金手数料なし」シリーズが、国内債券インデックスファンドの中で信託報酬が最も低かったのですが、組み入れ銘柄が31銘柄と少ないことから見送ることに。

代わりに選んだのが、三井住友トラスト・アセットマネジメントの「日本債券インデックスe」です。信託報酬も割合低く、信託財産留保額も無いことからいいかなぁと。

一点だけ不満を言えば、このファンド、定期的に分配金を支払っているんですよね。ベンチマークと基準価格のかい離についてなぜだろうと思ったら、信託報酬の他にこの分配金の影響が大きいようです。

今回はNISAで積み立てていますので目を瞑りますが、ちょっと残念な点です。

そんなわけで、早速今月から積み立てを開始しました。

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(国内債券はリスク引き下げの鍵)

 目標とする資産配分がまだ確定していないので、すぐに大きく買い増すことはしませんが、目標を検討する中で、国内債券の割合は一定程度の割合を占める(少なくとも20%前後)ことがすでに見込まれていることから、今のうちから積立は開始しておくことにした次第。
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(現在検討中の資産配分案)

今後、リスクをとれくらい取れるか。

現在のような株高の環境下で株価急落の局面はなかなか想像し難いですが、相場が暴落した際も狼狽しないでいられるリスクはどのくらいか、自分自身と相談しています。

 

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(国内債券の積立を開始)

インデックス投資の場合、タイミングで失敗はしたくないので、極端に少ない、新興国株、海外リート、そして国内債券について多めに買い付けるよう設定し、長時間かけて割合を引き上げていく予定。

何はともあれ、まずはアセットアロケーションの方針決定を進めることが最優先。

アセットアロケーションを考えることは、この先の人生設計も考えることになり、あれこれと思いを馳せては頭を悩ませています。

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