【投資】「有料ブリッジ型」の鉄道株、ユニオン・パシフィック(UNP)を購入
このところダラダラとずーっと株価が下げ続けている米国の鉄道会社 ユニオン・パシフィック(UNP)がかねてから仕掛けていた株価まで下がり、今週に入り約定しましたので報告をしたいと思います。
(ダラ下げ続きでヒット、でもまだ下がりそう)
ユニオン・パシフィック鉄道はアメリカの西部から中部、そしてカナダからメキシコまでを結ぶ、アメリカ最大級の鉄道会社です。
建材や自動車、石炭に化学物質、果てはシェールガス・オイル採掘の際に水圧破砕で使用する大量の土砂まで、何でも運ぶ、まさにアメリカの物流を支えているといっても過言ではありません。
鉄道株はいわゆる「有料ブリッジ」銘柄だと思っているのですが、ユニオン・パシフィックの路線図を見ると、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイが保有するBNSF鉄道と同一のエリアをカバーしているだけに、一部競合し、完全な独占状態とまでは言えませんが。
こちらがユニオン・パシフィック鉄道の路線図。”Union Pacific Railroad system map“. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.
こちらがBNSF鉄道の路線図。”BNSF Railway system map“. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.
ユニオン・パシフィックのコンセンサス予想は、毎週チェックするたびに下振れしており、株価もずっとダラ下げなのですが、先行き不透明感の拭えない景気動向への懸念だけでなく、資源価格の急落なども影響しているようです。
とは言え、アメリカの景気については先行き楽観視していますし、20年先も必ず存在し続ける企業でしょうから、今回のような調整局面は投資のチャンスだと有難く利用させていただきます。
短期的にはクリスマスシーズンに米国景気も上振れてくるのではないか、と何の根拠もない期待をしているのですが、FRBの利上げ時期の決定が下るまでは、株価もまだまだ下げる気がしています。
こちらとしてももう少し買い増したい気もするので、近々もう一段下げてくれると嬉しいところ(次は95ドル台でお待ちしています)。
そんなわけで以下は恒例の円グラフによるまとめです。
(先進国株の割合が4.6%上昇)
先進国株の割合が前月末に比べて4.6%積み上がり、目標値からは順調に離れていっています。
しっかりと目標を立てて、粛々とリバランスしていくと言ってるそばからこの有様。本当にリバランスする気あるのか・・・?自分でも疑問です。
(空白だった「1.ローカル」が復活)
株式5分類組み入れ構成比率「1.ローカル」が0%から7.3%まで回復。正直ココがブランクだとさすがにマズイだろうと、今回のユニオン・パシフィック購入で埋めにいった感は否定できません。
分散投資のための参考資料ではありますが、「1.ローカル」と「5.グローバル・産業」は優先的に買い増しをしたいですね。
(配当金権利確定月スケジュール)
今回の売買でユニオン・パシフィックが加わり合計7銘柄に。ちなみにユニオン・パシフィックの配当利回りは現時点で2%前後です。
自分は鉄道オタクではないので、鉄道株に思い入れはありませんが、こういう地道で手堅い銘柄は大好きです。次の買い増しチャンスに期待し、次の指値を設定し、あとは気長に待ちたいと思います。
TAGS: UNP | 2015年6月13日