【投資】2015年10月の資産運用の状況
「投資運用状況」ページを更新しました。
8、9月の大きな値動きだった株式相場も一応の落ち着きを取り戻し、10月は緩やかな上昇に転じました。
バイ・アンド・ホールドが基本姿勢の自分にとっては、相場を心穏やかに見守っていられる、まさに理想的な環境。
そのような環境下ではあまりトレードもなく、いささか面白味には欠けますが、個人的には一喜一憂せずに静観できる、最もイイ状態だと思っています。
そんな訳で、取り立てて書くことも少なかった10月の状況についてご報告したいと思います。
10月の取引の状況
今月の取引の内容は以下の通りとなっています。
(セルジーンの最後の売りを実施)
10月はこれで4度目となるセルジーン(CELG)を売却し、一連のナンピン買い後の清算作業をすべて終了しました。
セルジーン株は株価急落の折りにナンピン買いを重ねて買値を均してきましたが、いつしか1銘柄だけ飛び抜けて過剰投資の状況になっていました。
1銘柄に集中的に投資をすることは、値上がり時にはハイリターンが見込めますが、反面リスクも高く、また精神衛生上も良くないことから、株価が戻してきたタイミングで少しずつ処分をしてきましたが、今回の売却でようやく適正量に収まりました。
(過去の記事)
これでしばらく個別銘柄をいじる必要もなくなり、投資としては面白味も半減といったところですが、おかげで年内の残された時間はポートフォリオのリバランスに集中することができるようになりました。
10月末のアセットアロケーションの状況
次に10月末のアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
(新興国株が復調傾向)
前月とほとんど変化はありませんが、新興国株が株価を戻してきており、その分、債券クラスは全体的に目標値から遠ざかり始めています。
何らかの形で買い増しをするなどしてテコ入れをしませんと、リバランスは一向に進みそうにありません。さぁどうしたものでしょう。
(セルジーン売却で「3.中間」が減)
(セルジーン売却で「3.ヘルスケア」が減)
個別株自体の売買はほとんどなかったため、上記2つのグラフはあまり大きな変化が見られません。
毎度同じようなグラフで恐縮ですが、一貫して理想とはかけ離れた資産構成のまま一向に改善が見られないことだけは良く分かります。
10月の配当金の状況
10月の配当金の内容は以下の通りとなっています。
(ユニオンパシフィックから配当金)
今月は、ずっと株価が低迷しているユニオンパシフィック(UNP)からそこそこの額の配当金を受け取りました。
買値から下げ続け、保有銘柄の中でパフォーマンスは最低の▲10%ですが、ガイダンスを見る限り、今のところホールドの方針に変更はありません。
いずれ株価は戻してくれるものと期待はしておりますが、どのくらいかかるかわかりませんので、それまではコツコツと支払われる配当金を楽しみに、気長に待ちたいと思います。
保有銘柄と資産の推移
最後に、保有する銘柄と資産の推移は以下の通りです。
(銘柄は先月から変動はなし)
(含み益は再びプラスに転じる)
先月含み損に転じた資産ですが、株価回復と共に再びプラスに転じました。
7月までに含み益を順次利確&別の資産に再投資を繰り返していましたので、含み益は薄かったところに世界同時株安で含み益を食いつぶしました。
11月以降の相場はどうなるかわかりませんが、種まきは済んでいますので、今後少しずつでも上昇に転じてくれれば嬉しいところ。
FOMCの12月の利上げ観測が濃厚になる中、外部要因ばかり気になってしまいますが、個人的には企業の業績をじっくり精査しながら、地に足の着いた投資を目標に向けて着実に実行していきたいと思っています。
それではまた!
TAGS: 運用報告 | 2015年11月4日