冬の終わりとコードバンの履き納め
名残惜しむように冬物を身に纏う
いよいよ春の到来でしょうか。
寒さにめっぽう弱い自分には、まだまだ春は遠いように感じているのですが、周囲は何やら慌ただしくなってきた様子。
スーパーサボテンタイムさんはサボテンの植え替えを開始し、シロさんはコードバンブーツを履き納め、と春にむけた準備が着々と進んでいることを目にし、冬眠で寝過ごしてしまったカエルのように慌てて飛び起きた次第です。
さて、シロさんのブログで過去何度か、「欧米ではコードバンは冬素材と認識されている」との記載を拝見し、コードバンにも相応しい季節があることを知り、自分も最近出番のないタンカーブーツを引っ張り出しました。
(今季初着用のタンカーブーツ)
子どもが生まれてから、ブーツはめっきり履かなくなってしまい、実はこのタンカーブーツも今季はこれが初めての足入れ。今やシューズラックからも外され、まさに”神棚靴”になっていました。
お洒落に面倒臭さは付き物なはずなのに、それを避けてしまっては本末転倒だなぁと反省しながらふと周りを見回すと、タンカーブーツ同様、今季まだ袖を通していない服が結構あって、冬の終わりに駆け込むようにまとめて袖を通すことにしました。
相変わらず自撮りができないので変な絵面で申し訳ないのですが、Double RL(RRL)のダメージドデニムシャツにTomorrowland(トゥモローランド)のカーゴパンツ、そしてAlden(オールデン)のタンカーブーツです。
タンカーブーツには細身のパンツの方が合うのですが、トゥモローランドのカーゴパンツには、エルメスでも使われる上質なコットンが使われており、ビロードのような肌触りがお気に入り。
その割にはこれまで大して出番も無かったので、ここぞとばかりに合わせてみました。
(フラノスーツもそろそろ着納め)
ちなみにビジネスでもフランネル素材の起毛スーツもそろそろ着納めかなぁと思い、こちらもオールデンのキャップトゥシューズと合わせました。
4足あるコードバンシューズの中でこの靴が一番好きです。
(コードバンの駆け込み特需)
ハリスツイードのジャケットや厚手のコットンパンツもそろそろ役目を終えるので、こちらはシガーコードバンのプレーントゥを合わせて。
こうやって集中して履くとコードバンってやはり良いモノだなぁと改めて実感しますね。
コードバン素材でも、短靴の場合はあまり季節感を気にしなくても良いとのことでしたので、梅雨が来るまでの間はできる限り多く履いてあげたいなぁ。
せっかく洋服の数は揃っているにも関わらず、いつも同じ服ばかり着てしまい、なんてもったいないことをしていたのだと自分でも思うのですが、育児と趣味、なかなか両者バランス良く付き合えないことが目下の悩み。
子育ても大切、仕事も当然大切ですが、自分の趣味も同じくらい大切にしないといけませんね!