「リップヴァンウィンクルの花嫁」の前売りチケット届く
3月26日より公開の映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」の前売りチケットをメイジャーで購入しました。前売り券を購入するなんて多分これが生まれて初めて。
嫁さんや子どもを置いて映画には行けないので、「007 スペクター」も「スター・ウォーズ フォースの覚醒」も、昨年どうしても観たかった「恋人たち」も、結局最後は観に行くことを諦めたのですが・・・。
岩井俊二監督の実写の長編日本映画では「花とアリス」以来12年ぶり(!?)。「ヴァンパイア」が2011年に公開されていますが、それでも5年ぶり。
どうしても行きたくて、でも当日券でいつでも行けると思うとまた見逃しかねないので、前売り券を購入し既成事実を作ったというわけ。
(過去の記事)
【BUY】リジッドから育てる A.P.C.(アーペーセー)/New Standard(レギュラージーンズ)(2012年9月26日)
正直、今回は小説を事前に読んでいることもあり、事前にストーリーを知っているだけに、映画はどんな仕上がりになっているのだろうかと、楽しみと緊張が入り混じっています。ちょっと胸が苦しくなるくらいに(苦笑)。
これってちょっとした岩井監督の挑戦だと思うんです。小説でストーリーを知った人も映画を見るわけだから、そういう人たちにはストーリーではなく、演出や撮り方で魅せなければならない。
それって映画を見せる側にとってはすごく不利なことなんだろうなぁと。
小説の見せ方と映像の見せ方、同じ人物が同じ物語を2つの表現方法で表現するってすごく興味があります。
小説を読んで自分の頭の中で思い描いた世界が、岩井監督の魔法にかかったらどのような映像でスクリーンに映し出されるのか、公開が待ち遠しく期待がどんどんと膨らみます。
(予告編を見るだけで心がザワザワする)
余談ですけど、Eテレの「岩井俊二のMOVIEラボ シーズン2」面白かったですね。映画も漫然と観ていましたが、見せ方へのこだわりがスゴイ。おかげで上映前に映画熱も高まっています。
公開まであともう少し。3月はこの映画の上映を楽しみに、仕事に育児に頑張ろうと思います。
TAGS: リップヴァンウィンクルの花嫁・岩井俊二 | 2016年3月7日