【投資】米国株:アップル(AAPL)を新規購入
為替が円高に振れた局面で一番割安感のある株を買う
決算シーズンを迎え様子見ムードの中、こちらはリバランス祭りの真っ最中です。
決算発表を控えていますが、結果を待ちきれず、再び1ドル108円を割り込んできたタイミングで為替交換をし、新たにアップル(AAPL)を購入しました。
ただ、正直なところ、タイミング自体はやはり少し早まってしまった感があることは否めませんが・・・(汗)。
(iPhoneSEに期待)
アップルについては、年々EPSが増加するようなきれいな右肩上がりではありませんので、正直好みの銘柄ではありませんが、アップルにはiOSというプラットフォームがある以上、将来的に需要が大きく落ち込むリスクはちょっと考えにくいかなぁと。
そんなわけで、先日、アップルの減産報道が流れ、株価も大きく下げたところで拾ってみました。
減産報道やロック解除問題など、気になる点はいくつかありますが、そんなことよりもiPhone5sユーザーの自分のとっては手にすっぽりと収まる4インチのiPhoneSEの発売がとにかく嬉しくて、その原価率の低さにも注目しています。
アップルの稼ぎ時はあくまでもクリスマス商戦ではありますが、過去3世代(iPhone 5s、6、6s)の部品を活用してコストを抑えたiPhoneSEの需要が旺盛なら、利益の上乗せ季節外れの利益の上乗せになるのではないかと、大いに期待しています。
米国株投資のタイミングについて(随時見直し中)
(アップルを購入した判断の根拠)
さて、昨年は米国株投資においては為替で痛い目に遭っていることから、その反省を次の投資に生かすべく少しずつ投資手法を見直しています。
特に投資のタイミングについては、株価と為替の両面でベストなタイミングを捕えることはまず不可能ですので、為替が円高に振れた時点で、その時最も割安感のある株に投資をすることにしました。
その際の銘柄選定方法については、各年のEPS(1株利益)とその年の株価の中間値からその年のPERを算出し、過去5年間のPERを平均化した「平均PER」と、その中でも最もPERの低かった年の「最低PER」を、今期の予想EPSと株価で求めたPERと比較する方法を採っています。
グロース株かバリュー株かなど、銘柄毎に人気や投資目的も異なるため、「PER15倍以下は割安だから買い」などといった画一的な線引きではなく、銘柄毎の過去のPERと比較して割高感がないところで買えば高値掴みしないかなぁという算段です。
今回のアップルも、この「最低PER」を下回ったことから購入を決定しました。
長期的視点で外国資産の比重は厚めに積み増し
日欧がマイナス金利政策を導入しているにも関わらずドル安に振れる最近の状況は、FRBが利上げを示唆しながらなかなか利上げされないことへの失望感から招いているものと推測しています。
しかし、米国の景気は順調に回復が確認されていますし、FRBが正しく(?)利上げを実施すれば日欧がマイナス金利政策を導入している以上、いずれドル高に振れるでしょうから、この円高の状況はドル資産を手にするいいチャンスかな、などと考えています。
今回のトレードで、先進国株の比率は限りなく目標値に近づきました。
(先進国株が目標値に均衡)
まだ30代も半ばですので、長期的に考えれば日本の人口減少や超高齢化社会を控えた日本の株を保有するよりも、外国資産を持つ方が株価的にも為替的にも資産形成に有利に働くという考察の下、海外資産の比重は高めに設定しています。
(「テクノロジー・ハードウェア及び機器」が上昇)
現在は日米合わせて13銘柄と、銘柄数が少し多くなってきていることが気になりますが、今後も「買ったら売らない」「下げれば買い増し」のスタンスで、淡々と買い進めていきたいと思います。
それではまた!
TAGS: AAPL | 2016年4月21日