楽天証券でiDeCo(個人型確定拠出年金)の口座開設を申し込みました
2017年1月からiDeCo始めます
法改正により、2017年1月から加入者の対象枠が大幅に拡大される個人型確定拠出年金(通称iDeCo)の適用に備え、口座開設の事前予約を受付していた楽天証券で早速申し込みをしました。
楽天証券は2016年12月時点で、スルガ銀行と並び口座管理手数料が最も安いことに加え、iDeCo用の投資商品も運用コストの安いインデックス型投資信託を多数取り揃えていることから、これからiDeCoを始めようとする方にとっては最もバランスの良い金融機関だと思います。
資産形成においてはNISAやiDeCo、個人年金保険など、それぞれを分けて考えず、各自のメリットを活かして併用運用ことが大切ですが、そういった意味ではすでに楽天証券で口座を開設している場合、年金資産と証券資産を1つのIDで管理できるため至極便利です。
それぞれにIDが割り当てられていちいちログインし直すのは何かと面倒ですから。
私の勤める会社では厚生年金基金の解散は決議されているものの、まだ正式に解散したわけではありませんので、月額の上限は12,000円。
口座管理手数料が最安の楽天証券でも年金資産10万円までは月額226円掛かりますので、掛け金を上限いっぱいまで設定しても9ヶ月までは手数料が掛かるはずでしたが、先ほど確認をしたら、2017年末までは口座管理手数料が0円になってました。
メインのSBI証券でiDeCoを申し込んだ場合、同じく2017年末までは口座管理手数料(324円)は無条件で無料になるものの、翌年からは「年金資産が50万円以上」という条件が付きます。
私のように厚生年金基金などの企業年金があると、いくら積み立てを増やしたくても年間14.4万円(12,000円×12ヶ月)が精一杯ですので、50万円の条件をクリアするには3年半近くかかってしまうので断念しました。
我が家では、教育資金など先々掛かるお金もありますので、家計の負担は増やせず、当面は自分のポケットマネーの中から積み立てることになるため無理はできませんが、毎月購入している投信の設定金額を少し落とせば問題なく運用できそう。
給与所得に掛けられる税金を所得税20%、住民税10%とした場合、月額12,000円の積み立てで、ざっと年間43,000円程度の節税になります。
この節税効果で浮いた金額をNISAなどで再投資するといった投資サイクルを習慣づけていければ、と思っています。
なお、iDeCoでは60歳まで運用益は非課税となるメリットを最大限に活かすため、リターンの望める先進国株と新興国株に7:3、または8:2の割合で組み込む予定です。
TAGS: iDeCo | 2016年12月29日