寄り添うモノたち

小物・アイテム 時計

ここ数年の自分自身に訪れた洋服離れは、子どもが生まれることになり、自分のことが一番でなくなった時から始まりました。

育児に手が掛かる分、モノの手入れをする時間が割けられなくなり、洋服や靴を持て余してしまうことが許せなく、自分の中で納得できなくなったことが一番の原因。

そんなわけで洋服や靴から関心が薄れて久しいですが、一方で終日身につけている小物については今まで以上に思い入れが強くなっているようです。

思い返せば、この数年はすっかり衣類を買わなくなった一方で、小物に関しては運命的な出会いが多かったように感じます。

自分の場合、例えば腕時計やメガネがそれに当たります。

 

(Oliver Peoples/Gregory Peck-J)

柔和な表情に見せてくれるOliver Peoples(オリバーピープルズ)のボストン型メガネ「Gregory Peck-J」は、こうありたいと願う自分を体現し、見事に演出してくれる、かけがえのない1本。

 

(Blancpain/Villeret)

Blancpain(ブランパン)の「Villeret(ヴィルレ)」は、その歴史やディテール、道具としての実用性、そして装着感に至るまで、その全てにおいて満足しており、平日ならほぼ毎日身につけるほどに愛用しています。

 

ローテーションする洋服や靴と比べ、時計やメガネは常時身につけているせいか、自分を代弁してくれているような気がして、そんな小物で納得のできるものと出会えたのは本当に大きな収穫でした。

普段はモノと向き合う時間もすっかり失われてしまいましたが、いつかは嫌でも自分の手から子どもが巣立っていくのだから、今は真正面から子どもと向き合いたい。

そう考えた時、「手元にこれさえだけあれば十分」というモノがあることの安心感は本当に大きいものだと、”寄り添うモノたち”の有難さを改めて感じています。

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