【投資】Jリート:インヴィンシブル投資法人(8963)を新規購入
住宅からホテルまで手掛ける総合型リート
最近の堅調な株高に相反し、軒並み値を下げているJ-REIT(Jリート)。
自分のポートフォリオには一部リートを加えておりまして、Jリートが7%、海外リートが3%の合計10%を組み込むことにしていますが、最近は全般的なリートの値下がりを背景に、その割合を落としていました。
一方で、これまで高値のため配当利回りでは魅力に欠いていましたが、久しぶりに旨味のある株価水準まで下落してきていましたので、Jリート数銘柄を指値注文していたところ、5日の寄り付きでヒットしました。
(配当利回りは6%になるよう指値した)
今回購入したのはインヴィンシブル投資法人(8963)。指値の金額は、配当利回りが6%となる株価に設定しました。配当利回りが5%なら日本株でも結構ありますので、それではリートの旨味はありませんから。
同社の決算は6月と12月で、6月の権利確定はすでに終了しており、来年6月の配当見通しはまだ未定ですが、現在ホームページに公表されている配当予想2期分(1年間)の配当予定金額から、利回りが6%となる株価を算出しました。(2,770円÷6%=46,166円 ≒ 指値 46150円)
(総合型リートのインヴァンシブル投資法人)
インヴィンシブル投資法人はレジデンスからオフィス、そしてホテルまで手掛ける「総合型リート」です。イギリス艦隊にも付けられる「インヴィンシブル」(英語で「無敵」の意)を冠しており、何とも勇ましい名称ですね。
資産運用会社は「コンソナント・インベストメント・マネジメント」という聞き慣れない企業ですが、保有する物件数は124件と多く、またホテルには「コンフォートホテル」や「フレックステイイン」、「ホテルマイスデイズ」、「スーパーホテル」など馴染みのあるビジネスホテルが多く存在し、そこまで縁遠い印象はありませんでした。
これまでJリートは、投資信託を除けばアドバンス・レジデンス投資法人(3269)のみの保有でしたので、ポートフォリオも住宅系一辺倒でしたが、今回インヴィンシブル投資法人を組み入れたことで、多少なりともポートフォリオの分散につながりました。
インヴィンシブル投資法人は、数は少ないもののオフィス物件も保有しておりますし、前出のビジネスホテルでは40件程運営していますので、2020年の東京五輪に向けて需要増も見込めるのでは、と考えています。
(Jリートの割合は持ち直した)
ポートフォリオにおいては、Jリートの割合がこの1ヶ月の値下がりでだいぶ割合を落としていましたが、今回の購入により目標値との誤差が1pt以内に収まりました。
資産別にみると、外国株が相変わらず堅調でして、円安と相まってどんどん割合を高めていますので、こんな時こそリートや日本債券を中心に、人々の関心の薄い資産へと少しずつ資金を振り分けていこうと考えています。
TAGS: 8963 | 2017年7月5日