【投資】米国株:ゼネラルミルズ(GIS)を新規購入
セクター分散によるポートフォリオの安定化を急ぐ
軟調な株価が続くゼネラルミルズ(GIS)が、先日指値に引っ掛かったのでご報告したいと思います。
ゼネラルミルズは日本ではあまり馴染みがありませんが、シリアル、ヨーグルト、冷凍食品に菓子など、アメリカ人の食卓にはどれも馴染み深いブランドを多数手掛ける食品メーカーです。
(アメリカ人には馴染み深い商品ばかり)
ちなみに、日本で販売されるハーゲンダッツも、ゼネラルミルズが保有するブランドの1つですね。(正直なところ、ゼネラルミルズのブランドの中では、ハーゲンダッツしか知りませんでしたが・・・。)
活気づくFANG(フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグル)とは対照的に、業績も今一つ精彩を欠き下落基調の食品株ですが、ゼネラルミルズも多分に漏れず、ズルズルと株価を下げていました。
今回の約定単価は、51.12ドル。
これは、過去5年中最も低かった年のPER16.7倍に、2018年の予想EPSを掛けて算出した目標株価から売買手数料0.45%を割り引いて・・・と、一応自分なりの根拠はあるのですが、誰も関心がないでしょうから省略。
今回の約定株価による配当利回りは3.8%ちょっとです。
なお、ゼネラルミルズは連続増配を13年続けていますが、一度配当を据え置いたことはあるものの、100年以上減配したことはなく、ずっと配当を出し続けています。
(今回の投資判断には、和波さんのブログの詳細な分析を参考にさせていただきました)
過去の実績から見て、減配のリスクは限りなく少ないことを考えると、さらに株価が下げても4%台に乗せるくらいで下値は限定的では・・・、と思っているのですが、さてどうなるでしょう。
(「食品・飲料・たばこ」が上昇)
今回ゼネラルミルズをポートフォリオに組み入れた最大の理由は、ポートフォリオの安定化です。
現在、無配のグロース株や最近株価が不安定なアパレルなど、値動きの激しい銘柄が比較的多いのですが、力強い米国株価に嬉しい反面、「いつかは暴落するのでは」という不安が募っており、資産全体の安定化を図りたいと考えています。
また、先日読んだジェレミー・J・シーゲル教授の「株式投資の未来」の影響もあり、配当重視の投資手法についても関心が湧いたことで、安定的に多くのキャッシュフローを生み、かつバリュエーションの低い連続増配銘柄を探す中で候補に挙がりました。
今回の取引で、ポートフォリオの先進国株偏重傾向をさらに進めてしまった形になりますが、これでNISA枠も使い果たしましたし、あとは年末までにしっかりリバランスして、またきれいな円グラフへと整えたいと思います。
TAGS: GIS | 2017年10月6日