身体の経年変化を楽しむ ~いかに老化に抗い、維持するか~
メンテナンスにはお金がかかる、モノも身体も
愛着のあるモノを日々メンテナンスするのは好きな方ですが、自分の身体についてはこれまであまり向き合ってきませんでした。
ニキビ肌の顔とランニングのための足だけは常に気を配っていますが、頭皮も禿げる家系でもないし、運動にも気を配り、自分だけはいつまでも健康だと信じて疑わなかったのですが。
35歳を境に毎回健診には引っ掛かるようになり、自主的に受けた歯科検診では虫歯はなくても歯周病の疑いを言い渡され、最近は白髪も増えるなど、もう若くはないことを実感。ひざ痛も再発し、根拠のない自信がガラガラと崩れ始めています。
本当はこれまでも薄々感づいていたのに、老いを受け入れられず、見て見ぬふりをしてきたのでしょう。体重計に乗るのが怖いのと一緒。自分自身を客観視して来なかったツケが回ってきたようです。
ただ、ちょっと変な話ですけど、一度その現実を受け止めてしまいさえすれば、あとはどう老化と向き合い、抗い、持続・維持し、付き合っていくかを考えるだけ。これは若い時には味わえなかった、ある種の面白さだと思っています。
この時期から日々の多忙さと老いへの諦めからメンテナンスを怠れば、即その他大勢の中年組へ仲間入り。分水嶺がすぐ目の前に迫っているようです。
自分の身体を良く知り、メンテナンスし、1日でも長く長く使えるものにするか、また見栄え良く維持できるか。改善できるところは直し、受け入れるところはきちんと受け入れ、対処する方法を模索する・・・。
40代を数年後に控え、そろそろそんな心積もりを始めてみようか、なんて思っています。
2018年3月19日