紳士なノート

文具・ビジネスツール

普段から日々の記録やメモなど、すべてモレスキンノート1冊にまとめています。しかし最近では、あれこれと関心事が増え、モレスキンとは別に要旨を書き溜めておくノートの必要性を感じています。せっかく参考文献を読んでも、後日また同じページをめくるのも、読み返したい文節を探すのもやはりそれなりに面倒ですので。それならば、本を読みながら気になるセンテンスを書き出すような、モレスキンとは違う学習用としてのノートがあればいいなぁと。

本当はルーズリーフでもいいんですけどね、ケースはかさ張るし、何より出し入れ自由なあの便利さが不満。1冊という限られた中に英知を詰め込む、自分だけの1冊を作る感覚が良かったりするわけです(?)。

で、ノートの選定。とどのつまりは学習ノートですので、大きさは通常のノートと同じB5サイズで、量が書けるよう綴じ枚数の多いものとだけ決めて、阪急メンズTOKYOの地下にあるITO-YA with United Arrowsへ。そこで出会ったノート、そこにはまさに「ノート」としての理想形がありました。

 

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購入したのはアピカ株式会社のPremium C.D.NOTE BOOK(シルキー)横罫(B5サイズ)。

とにかく「シルクのよう」とは言い得て妙な書き味。こんなにもペンが紙の上を滑るようななめらかさは初体験です。モレスキンノートに万年筆でガリガリ書く感覚に慣れきってしまっていましたので、ペンが滑り過ぎ、最初は違和感と幾何の不安を覚えましたが、それもすぐに慣れました。

この書き味自体は恐らく好みが分かれるところでしょう。書きやすいという人と、手応えの無さに物足りなさを感じる人と。個人的な感想は、書く道具によるのではないかと思います。

以下は個人的な感想です。まず、ボールペンだとボールが走り過ぎる感がありました。ボールペン自体元々速記のために開発された道具ですので、これは致し方ないでしょう。

一方、万年筆だと敢えてあの「万年筆らしさ」であるガリガリした書き心地を感じたい、というのが万年筆で書くことの醍醐味であると考えると、万年筆も無いなぁと。

その点、鉛筆はこれまで体験したことのないペン先の滑り具合がすこぶる心地良く感じることができました。ペン先の滑りが良い分、ペンを持つ手に余計な力を入れる必要もなく、これなら長時間書いても痛くならないし、思いついたことをストレスなくサラサラと書き留めることができるので、結構「紳士のノート」なんてキャッチフレーズが付いていますが、女性でも求めている人は多いのではないでしょうか?

そんな面からも学習帳としては秀逸なノートだと言えます。

 

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現在は読書ノート兼勉強ノートとして利用しています。すでに読んだ本を3冊ほどまとめましたが、ノートもシンプルで使い勝手も良く、落ち着きのあるホワイトは読み返した際に読みやすい。本の要旨を書き出すことで自分なりに語釈し、血肉に変え、自分の考えを結びつけ発展させる作業。そんな本と自分を結びつける作業がこうもスムースとできるのは、とても効率的で、爽快感さえ感じます。

モレスキンノートは日々の記録用として、そしてC.D.NOTE BOOKは学習用として、ノートを目的に応じて使い分けるのもなかなか有意義で。ノートに書き留めた分だけ成長があり、思い出がある。そんな気持ちでどちらも書き綴っていきたいと思います。

 

ところでこのノートカバーは外すべきなのでしょうか?それともそのまま・・・?うーん。

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