【RUN】東京30K秋大会に参加してきました!目標3時間以内の結果は・・・。
目標達成と今後の課題
東京30K秋大会に参加してきました。自身初めての30kmランです。当初雨予報だったのですが、幸運にも何とか持ち堪えてくれてそれだけでも有難かったです。不安要素は少ないに越したことはないですから。
いつも以上にしっかり準備をしようと2時間前に会場入り。会場に到着すると様々なブースが出展しており、時間もあるので覗いて回りました。
早速アミノバイタル(パーフェクトエネルギーとプロ)を受け取った後、予約していたMcDavid(マクダビッド)でコンプレッションインナーをレンタル、バナナなどの軽食をいただき、着替えて手荷物を預けます。
スタート30分前に貰ったゼリー状のパーフェクトエネルギーで顆粒のプロを流し込み、お笑いコンビ「ランナーズ」による真面目なストレッチで入念に身体をほぐして、いざ準備万全。
スタート前に「15km付近でこれを飲んで」とアミノバイタル アミノショットも渡され、20km付近では再びパーフェクトエネルギーが配られるなど、噂通り味の素による手厚いサポート。
「これなら補給食を持って走らなくても良いのでは?」と思いながらもパンツのポケットにスポーツようかん2本とピルケースに入れた塩熱サプリ4粒を忍ばせて、いざ出走です!
(ランナーズが終始会場を盛り上げていました)
当初の計画では、最初の10kmを5分40秒、10~20kmまでを6分10秒、20~30kmまでを6分40秒以内を守り、少しずつ頑張れば3時間を切れるのでは?という計算でいました。
最初はフルマラソンの目標タイム”4時間30分”のペースメイカーに付いてスタートしましたが、ここが今大会一番のボリュームゾーンだったようで、密集していてかなり走り難い。
1km6分10秒ペースだったと思いますが、自分にはだいぶ遅く感じられ、3kmまでは辛抱したものの、目標ペースと合わないため集団から抜け出して、その後は5分40秒ペースをキープして走りました。
右手に東京スカイツリーを眺めながら、上には中央環状線が走り、折り返し地点付近手では中央環状線と首都高7号小松川線を結ぶ予定の小松川ジャンクション(2019年完成予定)を見上げながら、快調に走行。
「補給食は空腹になる前に取ることが肝心」という教えもあって、6km付近で早速補給食を試してみたくなり、早速スポーツようかんを1/2本補食。これが美味しくて、「2本と言わず、もっと持ってくればよかった」と後悔。(しかし、これが後で仇となるのですが・・・。)
塩熱サプリも舐めながら10kmを突破。ここでさらにスポーツようかんを1/2本補食。10~20kmは6分10秒ペースを目標としていましたが、まだまだ余裕があるので引き続き5分40秒ペースをキープすることに。
そうこうするうちに”4時間15分”のペースメイカーも追い抜いていよいよ走りは快調。補給食はまだあるので、12km付近で早くもアミノショットを補給(これは不味い)し、15km過ぎにさらにスポーツようかんを1/2本補食。さらにバナナも。
ただ、この頃から胃に不快感が・・・。「固形物ばかり食べてきたからか?」と給水するも改善されず。18km過ぎにはもう残りのスポーツようかんを食べる気は失せ、ただただ20kmでもらえるパーフェクトエネルギーだけを楽しみに走っていました。
段々と足が重くなってくるものの、1km5分40秒ペースは維持したまま何とか20kmに到達。念願のパーフェクトエネルギーも受け取ったものの、あんなに楽しみにしていたはずなのに、いざ飲み込もうとするとなかなか胃に入っていかない。
それでも踏ん張りながら、速度は落ちても1km6分10秒を下限と決めて、スピードを極力維持しながら25kmを通過。残りはたったの5km!・・・のはずが。ここに来てまさかの急ブレーキ。
前半で追い越していた”4時間15分”のペースメーカーとその集団に27km付近で追い越されるとその後も次々と先を行かれ、心理的にもかなり厳しい状況に。
この頃はすでに足にきていて「このまま走ると壊れるぞ!」と言わんばかりに身体が本能的にブレーキをかけようとしていましたが、それ以上にペースダウンを招いた大きな原因が込み上げる吐き気。スピードを出そうにも気持ちが悪くて、全くスピードが出ない。
残りの2kmなんて、次の下限の1km6分40秒すらオーバーし、7分台まで失速。歯を食いしばって何とかゴールし、目標であった3時間以内はクリアできましたが、前半の貯金が無かったらヤバかったですし、悔しさも残ります。
何とかゴールはしたものの、走り終えた後も、いくら休んでも気持ち悪さが引かないのには参りました。お腹は空いているはずなのに、胃が食べ物を受け付けない。とにかく帰路も気持ちが悪くして仕方がない。
この気持ち悪さは・・・まさに二日酔いの朝の吐き気と一緒!胃に物は入っているけれど胃が弱っており、拒絶して吐き出そうとする生理反応だと気付き、エネルギーはバンバン取った方がイイと勘違いして補給食を食べまくった自分を後悔しました。こうなるともう寝るしか方法はありません。
この気持ち悪さは、身体が走ることに集中的に血液を使うため、消化器系に回す血液が不足するし、急速に消化機能が低下することで起こるようです。「糖分だ」「BCAAだ」と補給することばかり気にして、適量を誤った結果と大いに反省。
とは言え、目標を達成した充実感と反省と、どちらも次に生かせますし、フルマラソンに向けて本当に実りの多い大会となりました。
ペース配分や補給の再考、それに更なる練習で今以上に体力を強化して、2か月後に迫ったさいたま国際マラソンに臨みたいと思います!
2018年10月15日