勤務先で表彰されたので、記念に褒賞金で地金型金貨を購入してみた
1年7カ月にわたって携わってきたプロジェクトが終了し、その成果が認められて先日表彰を受けました。間接部門なのでこういった機会に恵まれることは滅多にありませんが、やはり人から認めてもらえるのは嬉しいものです。
表彰状と共に褒賞金もいただきました。最初は全てきれいに使い切ろうと思っていましたが、予定している買い物の出費分を残して全て投資に充てることに。その一環として、初めて地金型金貨を買ってみることにしました。
ゴールドは複利を生まないので厳密には投資とは言えないと思いますが、アセットアロケーションに組み込んでおり、毎月田中貴金属で積立購入しています。今回は表彰を受けた記念とアセットアロケーションのリバランスも兼ねて。
あくまでも記念用ですし、自宅に地金を保管するのも不安ですから、初めてということもあり、失くしても諦められる1/10トロイオンスの地金型金貨を買ってみることに。
純度99.99%以上の地金型金貨はカナダのメープル・リーフ金貨とオーストリアのウィーン金貨ハーモニーが有名ですが、毎年絵柄が変わるユニークなオーストラリアのカンガルー金貨もあります。価格は全て金相場で変動しますのでどれも同じです。
お洒落なのはメープル・リーフ金貨やウィーン金貨ハーモニーですが、一度渡航したことのあるオーストラリアの金貨が最も親しみやすく、またカンガルー金貨は毎年絵柄を変えて発行されるそうなので、集める楽しみもあります。
記念に残すには毎年絵柄が変わるカンガルー金貨がいいなぁと思いつつ、メープル・リーフ金貨とウィーン金貨ハーモニーは田中貴金属と三菱マテリアルの両方で取り扱いがあるので (カンガルー金貨は三菱マテリアルのみ) 、急場を考えると悩んでしまいます。
何はともあれ、まずは3種類見比べてから決めようとゴールドショップ三菱 東京・丸の内店へ。高級感のあるカウンターで「 (たった) 1/10オンスの金貨が欲しい」と告げるのはいささか勇気がいります。
3種類の金貨を拝見しましたが、1/10オンスですから当然ながらちっちゃい(笑)。「ゴールドは見た目以上に重量があって・・・」なんてよく耳にしますが、所詮は1/10オンス、わずか3g弱しかありませんから重量もヘッタクレもありません。
実際に絵柄を見て決めようと思っていましたが、ウィーン金貨などは繊細な絵柄が1/10では細か過ぎて見難く、逆にカンガルー金貨くらいの方がはっきりして良かったのでカンガルー金貨に決めました。カンガルー金貨は最初からハードカプセルに入っていて、そのまま保管もできて便利ですしね。
購入には免許証の提示や書類への記載などの手続きが必要ですが、それでも10分くらいで購入することができました。
特に相場の安い時に買ったわけでもありませんし、元々購入価格と売却価格の差が大きいゴールドですから、買った瞬間に既に含み損ですが、眺めていると所有欲求も満たされなかなか嬉しいものです。
イベント事や記念日のたびにコツコツ買い集めるのも案外いいかもしれません。
TAGS: カンガルー金貨 | 2019年3月21日