【投資】2019年4月の資産運用の状況
「投資運用状況」ページを更新しました。
4月の米国株はリスクオンムードの中株価続伸、一方日本株はゴールデンウィーク10連休を前に警戒ムードが漂い、薄商いで株価も伸び悩む展開となりました。
日本株については株価低迷で気になる銘柄もいくつか出てくる中で、年初から投資方針について迷い始めており、従来通りの安値に飛びつく投資スタイルは「安物買いの銭失いでは?」という疑問から抑制中。
この3ヶ月余り、投資方針について悶々と考えてきた結果、自分なりに答えも見えてきましたが、 今しばらく時間を要す見込み。いつか機会を見つけてご紹介できれば、と思っています。
さて、今月もポートフォリオに動きがありました。”ポートフォリオをいじればいじるほどパフォーマンスが悪くなる”説がある中で、待ちに待った投資機会が到来したこともあり買いに動いたわけですが、吉と出るか、それとも凶と出るか・・・。
投資方針の再考で悩み過ぎて、いい加減「インデックス投資でいいんじゃね?」とまた自暴自棄になりかけている4月の運用状況についてご報告いたします。
4月の取引の状況
今月は、ステルス戦闘機F-35などを手掛けるロッキード・マーチン(LMT)の新規購入と、スリーエム(3M・MMM)の買い増しです。セブン&アイHDについては一時の気の迷いといいますか・・・、見て見ぬふりをしていただければありがたいです。
ロッキード・マーチンは、先日発売の米国会社四季報を分析する中で一番お買い得感を感じた銘柄。買ったら売らない方針ですが、スピンオフした銘柄も含めてこれで20銘柄目となりますので、そろそろ銘柄の整理が必要かもしれません。
スリーエムは1Qの決算でずっこけてくれたおかげで、とうやく買い増しのタイミングに恵まれました。スリーエムは上位5銘柄には入れておきたい銘柄でして、今回の買い増しで4位まで上昇しました。
冒頭にも記載しましたが、最近投資方針に迷いが生じ始めており、下記の配当金カレンダーの通り、銘柄もだいぶ増えましたが、日本株については近々処分を検討したいと思っています。
現在日本株は高配当・株主優待狙いで投資をしていますが、最近「高配当銘柄を狙うならJ-REITでいいんじゃね?」って身も蓋もないことを真剣に考え始めていて。決算月も分散しているので配当時期の分散もできますし。
株主優待に目がくらんで投資をした銘柄は揃って含み損ですし、 高配当・株主優待狙いは自分には合わないなぁと。日本株全体についても先々期待できないので、日本株インデックスファンドの積立投資は一足先に中断しています。
本来のバリュー株投資に立ち返り、その中でも勉強のために株主総会に足を運ぶことのできる銘柄にだけ投資先を絞ろうかと、まだ結論には達していませんが、そんなことを考えています。
4月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
米国株2銘柄の購入で先進国株が目標割合を大きく超過していますが、株価動向次第でいくらでも変わるので、しばらくは目を瞑ります。
自ら組んだアセットアロケーションですが、現在の資産総額から考えるとかなり保守的だとも思っていて、月例の投資信託の積立割合を検討する際には参考にしますが、ポートフォリオを都度リバランスするのは当面見送るつもりです。
4月の配当金の状況
配当金の内容は以下のとおりとなっています。
今月は先進国株2銘柄、Jリート1銘柄から配当金・分配金を拝受しました。
ナイキ(NKE)は配当が薄いものの株価は倍になっていますし、フィリップモリス(PM)はしっかり配当を吐き出してくれており、それぞれの役割を発揮してくれています。
そんな中でもユニオン・パシフィック(UNP)は、配当も増配でしっかり応えつつ新高値も更新と、非常にバランスがイイので安心して保有し続けることができます。HONに続き保有比率2位のため、当面買い増しができないのは残念なところ。
保有銘柄と資産の推移
最後に、保有する銘柄と資産の推移は以下の通りです。
総資産は前月比+3.97%となり、年初から19%上昇しました。今月で晴れて2018年9月の最高値を更新しました。月中は節目の大台にも手が届いていましたが、GW前の日本株の株価下落により今一歩及ばず。来月に期待です。
このところブログの記事も投資に関する内容が多かったですが、自分の考えを整理することで頭がいっぱいだったこともあり、これまでの投資記事の連投については何卒ご容赦ください。
ただ、ぶれぶれだった投資方針もこの機会に固まれば、今後はどんな相場環境にも自信を持って立ち向かうことができるので、今は生みの苦しみと思い、もうしばらく頭を捻ろうと思います。もう少しだけお付き合い願います。
TAGS: 運用報告 | 2019年4月29日