ランニングシューズがシューズラックを席巻する日も近いかもしれない
近頃ランニングシューズを頻繁にチェックしています。毎日コンスタントに走ることができているおかげで、今は関心がランニングに向いている、ということもありますが、特に最近は心惹かれるデザインが増え、目を奪われます。
以前は、如何にも「スポーツやってます!」といった華美で蛍光色の強いモノが多かったものですが、今や街中で履いても違和感のない、テック系以外の装いとも自然に溶け込むデザインが増えてきたように感じます。
御大はとあるスニーカーを「雲の上を歩くよう」と称したそうですが、ランニングシューズで歩いた時の履き心地はその比ではないと思います。
体重の4~5倍の負荷を受け止めるクッション性、自然と足が前に出る機能的な設計、そこに街歩きのできるデザイン性が加わったら、正直なところ我が家の「スニーカー枠」は近々ランニングシューズが席巻するのではないでしょうか。
そんな予感を感じさせたのが、直近で購入したランニングシューズ、NIKE(ナイキ)のZOOM FLY3(ズームフライ3)とHOKA ONE ONE(ホカオネオネオ)のRINCON(リンコン)の2足。
ランニングをするための機能性はもちろん、普段履きにしても映えるデザインで、ランニングシューズなのに「2度美味しい」というお得感が今の自分のランニングシューズ熱に拍車をかけています。
ローテクスニーカーやレトロデザインの復刻版などに特段の思い入れも無い自分にとって、「スニーカー枠」をランニングシューズと他のスニーカーで分けておく必要はありません。
決して他のスニーカーが嫌いになったわけではないのですが、履き心地はランニングシューズに勝るものはないでしょうし、ランニングシューズはランニングのたびにローテーションで定期的に出番が回ってくるため、レザーシューズ勢と真っ向からかち合うこともありません。
懸念とすれば、「大して走れもしないのにランニングシューズばっかり買ったって早くはならないよ」とツッコミが入りそうなことくらいでしょうか(苦笑)。
確かにランニングの頻度や距離はせいぜい月間100kmちょっとですから、ランニングシューズ本来の用途として見た場合にはこれ以上数を増やしても仕方が無いように感じます。
ただ、クッション性や軽さ、機能面での歩行性の良さ、そして優れたデザイン性を持つランニングシューズは、本来の範囲を超え普段履きとして十分なポテンシャルがあります。
今は幼い子供たちを追い掛け回すにも適していますから、何だかんだ理由をつけてもう少し数を増やしても許されるかも知れません。
そんなわけで、今後我が家のシューズラックでは、スニーカーが、駆逐されないまでもその数を減らし、代わりにレザーシューズとランニングシューズの二極化が急速に進行しそうです。
2020年5月13日