【投資】資産整理(第1弾):日本株5銘柄を処分しました
一度株を買ったら、たとえその投資が失敗だったとしても、過去の過ちに対する反省と戒めに、今生売らずに保有し続けるつもりでした。
しかし、先日届いたみずほフィナンシャルグループ(8411)の株主総会招集通知に掲載されていた株式併合議案(10株を1株に併合)の内容を見て、処分してしまいたい欲求に火が付き、結局みずほFGを含む日本株5銘柄の売却を実施しました。
1銘柄目:みずほフィナンシャルグループ(8411)
みずほFGは元々配当狙いで投資をしましたが、株価はずっと冴えません。
3月決算企業である同社の株主総会は6月に開催されますが、ちょうど仕事の繁忙期に当たり、なかなか株主総会にも行けませんし、高配当株投資が自分には合わないと判断した今、保有している意味も失われてしまいました。
更に、今回の株式併合で配当に関して懸念もあります。
これまでは、低位株だったからこそ株主の目もあり、1株につき3.75円の配当を維持してきたと考えており、これ以上減配はできないという心理が経営陣に働いたように思います。
しかし、併合後は今より細かく調整できるようになります。理論上は併合により1株37.5円の配当になるはずですが、長らく増配もせずにいた同社ですから、併合後は増配よりも減配のリスクの方が高いように感じます。
元々配当以外に思い入れもなく、サービスも利用してきませんでしたので、1,000株まで買い増しする気にもなれず、市場で売買しにくくなる前に売却してしまうことにしました。
残念なのは、同社株をNISAで買っており、損益通算ができないこと。ずっと引っ掛かっていましたが、踏ん切りさえつけば別れは一瞬。さようなら、みずほFG、お元気で・・・。
2銘柄目:日本ハウスホールディングス(1873)
10月決算という希少な会社で、毎月1社以上本決算を迎える企業を保有するポートフォリオを作りたいと目論んでいた自分にとってはうってつけの銘柄でした。
購入当初は「いずれ1,000株まで買い増しして、株主優待も狙いたい」とも思っていましたが、結局自分には高配当投資や株主優待投資は向かないという結論に至り、その後は放置状態。
もう1つの不満は、本社が東京・飯田橋にあるにも関わらず、株主総会会場が宇都宮だということ。日本株を保有する目的の1つに株主総会への出席があり、総会に行けないなら保有し続ける意味もなく、ずっと処分候補でした。
重ね重ね残念なのは、同社株をこれまたNISAで買っており、損益通算ができないこと。ずっと引っ掛かっていましたが、踏ん切りさえつけば別れは一瞬。さようなら、日本ハウスHD、お元気で・・・。
3~5銘柄:打診買いしたまま放置のS株たち
投資先が見つからず、「株買いたい病」を鎮めるために手を付けたS株。積水ハウス(1928)、セブン&アイ・ホールディングス(3382)、JFEホールディングス(5411)をまとめて処分しました。
株価が上げれば心理的に買い難くなり買い増しせず、かといって株価が下げれば傷口を広げることを恐れてやっぱり買い増しせず、結局単元株まで買い増すこともなく、S株のままずっと放置していた3銘柄。
思えば、当時は完全に血迷っていましたね。S株ですので、傷口が浅く済んだことは不幸中の幸いでしょうか。
ただ、3銘柄とも多分に漏れずNISAで買っており、揃いも揃って損益通算できないというどうしようもない状況ではあるのですが。踏ん切りさえつけば別れは一瞬。さようなら、S株たち、お元気で・・・。
そんなわけで、今回は低位株やS株ばかり処分したため、ポートフォリオ上日本株過多の状況はあまり改善されておりませんが、銘柄数はだいぶ整理されてスッキリしました。
株を売るのはやはり苦手なのですが、塩漬けにして資金を眠らせておくくらいなら、損を出しても処分して次の投資に有効活用したいという気持ちに変化しています。
日本株はいずれ保有数をゼロにしてもイイと考えていますが、まずはこれを契機に、手も焼いても食えない銘柄を洗い出し、適宜処分していきたいと思います。
2020年6月17日