地元の温泉宿を開拓する~秩父七湯「御代の湯」新木鉱泉旅館

レジャー

今年の夏は新型コロナウイルスの影響で遠出をすることができず、何とも寂しい夏となりました。

夏休み恒例の南国旅行は当然ながら海外・国内共に諦めざるを得ませんでしたが、観光需要喚起のためのGo Toキャンペーンが7月22日から始まり、県内ならイイのでは?と夫婦で相談。

県内の温泉宿ですと日帰りで帰れてしまうため、これまで宿泊することもなかったのですが、今回は事情が事情ですし、地元を応援することにもなります。

8月に入ったころにはもはや夏バテとストレスで「心も身体も癒すには温泉しかない!」という状態でして(禁断症状)、お盆明けに休暇を取って行ってきました。

訪れたのは秩父。これまでぶどう狩りで何度か足を運んでいますが、特に避暑地でもないですし(当日もお盆明けだったのでクソ暑かった)、幼い子どもを連れて訪れるような観光スポットもないので、とにかく温泉に入ってのんびりしたいな、と。

乳飲み子もいるので、部屋風呂のある宿を探し、最終的に選んだのは新木鉱泉旅館「御代の湯」。秩父七湯の1つで、新木鉱泉が秩父最初の宿だそう。創業180年余り、随所に当時の名残りを残す趣深い佇まいの宿です。

露天風呂付客室4部屋のうち我々が案内されたのは「ひのきの間」。部屋から小上がりになったところに露天風呂があるちょっと変わった作りの部屋でした。

他の部屋はお風呂とフラットでつながっているので、こちらの方が便利かな。ちなみに、スクロールカーテンを上げると露天風呂を眺めることができます。

1つ難点は、掘りごたつの穴を塞げないこと。布団を敷く際も掘りごたつを避けるように敷かれていたので、ズリバイのアチャが落ちないようにするのに苦労しましたが、結局一度落ちて大泣きしました(汗)。

さて、肝心の部屋付露天風呂は全て源泉。少し小さめのお風呂でしたが、小川のせせらぎや鳥の鳴き声を聴きながら入るお風呂は絶品。この日は天気が不安定で、突然雷が鳴り始め「ザーッ」と夕立ち降ったのですが、コロコロと移ろう天候を眺めながら入るお風呂はまた格別でした。

子連れなので1つ注文を付けるなら、簡単な洗い場があればなお良かったですね。アチャはまだ大浴場に連れていけませんし、部屋にあるユニットバスで洗ってから部屋を通って連れて行くのも大変なので。

ちなみに、大浴場も良かったです。大小3つのお風呂の他にサウナもあり、水風呂には飲むことのできる源泉が使われていて、火照った身体を温泉を飲みながらついつい長湯してしまいます。ほんのりと甘さを感じる温泉にハルも喜んでいました。

そして存分に温泉を堪能した後は、お待ちかねの夕食。

それから翌日の朝食。

夕食も朝食も地のモノを中心に、決して目を見張るような豪華さはないけれど、どれも美味しかったです。ゆっくり食事をいただき、その後はまた温泉に入ったり花火をしたりと、家族水入らずの時間を過ごしました。

せっかくなので帰りにぶどう狩りに立ち寄ったものの、大好きなピオーネの収穫時期には少し早く、残念ながら今ひとつでしたが、イイ思い出となりました。子どもたちがもっと大きくなったら武甲山にも一緒に登りたいなぁ。

埼玉にもまだまだ魅力的な場所が沢山あるはず。これを機会に県内も色々と開拓していこうと思います。

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